在日米軍基地訪問の要事前審査の対象国に韓国が追加されました

ミリタリーレポート

アメリカ軍の準機関紙である「スターズ・アンド・ストライプス」誌が、2018年10月15日付で、在日アメリカ軍が日本にあるアメリカ軍基地を訪問する韓国人に事前の審査を義務づけることにすると伝えました。

これまで在日米軍は、北朝鮮。中国、ロシア、イラン、アフガニスタンなどの約50あまりの国々を「指定第三国」として、これらの国の人間は、事前の審査を受けないとアメリカ軍基地に入ることができないという規制が設けられています。今回、アメリカの同盟国である韓国がこの規制の対象とされたのはかなり異例な措置と考えられています。

所謂西側諸国では、中東系の移民が多い故かフランスが対象国ではありました。

これを受けて、アメリカ空軍の横田基地では、韓国を含んだ審査を必須とされる国名のリストと、その指定国民は事前の申請をし、その許可を受けた者のみしか入れないとした案内の文章が掲示されたと伝えられています。

以前までは、韓国人であってもアメリカ軍基地の関係者の引率があれば、特別な手続きは不要で、基地内へと入ることができたたまめ、今回の措置でその入場の規準が大きく引き上げられることとなりました。

在日アメリカ軍の報道官も、韓国を含んだ指定の第三国の国民については、出入りを希望するアメリカ軍施設への事前の手続きとその施設の司令官の許諾を得ない限り、在日アメリカ軍基地には入れない旨を表明しました。

報道官によれば、対象となる約50カ国の国民への審査の手順。内容は訪問を予定している者の身元とその訪問の目的により異なるものとしており、在日アメリカ軍基地にこれらに該当する国民を招こうとする者は、その予定日の30日前までに、基地の保安を担当するものへ、その訪問の計画を報告する必要が生じるとされました。例外として、招かれた人が招待した者の直系の家族や配偶者にあたるケースはこれに当たらないとされています。

今回のこの手続きが強化の理由については、明言されていませんが、在韓アメリカ軍基地を訪れる日本人はその対象外となっています。このことから、今回の動きは、2018年4月に行われた南北首脳会談によって、北朝鮮と融和ムードの韓国を利用し、そこに北朝鮮の工作員などが紛れ込んでアメリカ軍基地に接触することを防止しようろする措置とも考えられています。


Writing by S&W M459

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