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「ネッシー」調査、ネス湖の生態系をDNA解析開始

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幻の怪獣「ネッシー」の生息伝説がある、英北部スコットランドのネス湖で、湖水のサンプルを採取してDNAを解析し、生物種を特定しようという生態調査が進められています。
ネス湖に存在するとされる「ネッシー」の伝説は、古くは1500年前までさかのぼります。565年にアイルランドの宣教者であった聖コルンバが、ネス川で怪物に遭遇したという伝説が発端です。

1934年、外科医のロバート・ケネス・ウィルソンがネス湖で撮影に成功したとした写真、有名な「外科医の写真」は60年後に捏造だったことが発覚しましたが、その語も「ネッシー」の目撃情報は後を絶たず、今でも観光名所となっています。2003年にはイギリスのBBC放送がソナー600台と衛星追跡を行う科学調査が行われたましtが、成果はありませんでした。
今回の調査は、ニュージーランド・オタゴ大学のニール・ジェメル教授(遺伝子科学)らが実施するもので、湖沼で採取した水に含まれるDNAの分析によって、水棲動物の生息状況を推定する環境DNA解析法で行われるものです。

ジェメル教授によれば、生物が水中を移動する際には、皮膚やうろこ、羽、毛、排せつ物などのDNAが残ため、今回の調査では、「2週間かけて湖のさまざまな場所、水深から水サンプルを300個採取し、日本製の機材で有機物質をこしとり、DNAを抽出。これをヒトゲノムプロジェクトのために開発された遺伝子科学を駆使して動物や魚などのDNA塩基配列を見つける」とされています。

集めたDNA情報を既に収集されている恐竜を含む国際的データと比較することで、ネス湖にどのような生物種が生息し、また過去に生息していたかを解析するというもので、。調査結果は2019年1月に公表される予定となっています。

現実的には、かつては大型のチョウザメやサメなどが「ネッシー」の招待ではないかと推測されたこともありました。「他の生物の遺伝子コードが見つかれば、ネッシー伝説を生物学的に説明できる」と期待が高まっています。

※写真はイメージです。

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