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ナイキのスローガンの都市伝説

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ナイキのスローガンについて、びっくりするような話を仕入れたのでご紹介しますね。

目次

ナイキのスローガン

ナイキのスローガンは「just do it!」ですね。
ナイキの名前はギリシア神話の勝利の女神「ニケ」から、ということで、あのかっこいいロゴマークは「ビューン」と音をさせるという意味の「スウッシュ」というのだそうです。

それでは、スローガンはどこから来たと思います?
これがですね、なんと有名な死刑囚の言った言葉なのです。

この死刑囚の名は、ゲイリー・ギルモアといい、1940年生まれで、父は全米をまたにかけた詐欺師だったそう。
そのせいか、息子のゲイリーは非行に走り10歳で盗みを始め、学校では手の付けられない問題児になりました。

挙句に中学生になると強盗で逮捕されて少年院へ送られ、ここでも脱走したり暴れたりで特別練に隔離される始末。
そして出所後も更生するどころか、犯罪を犯しては逮捕されるばかりで、人生の半分以上を塀の中で過ごしたのですね。

監獄の中でも止まらない

獄中でも他の囚人に重傷を負わせたり、看守も脅すワルで独房行きになり、出所後も酒とドラッグ、喧嘩、窃盗をやめず、仮釈放中に強盗で逮捕されて、1976年まで11年服役して出所。

そして身元引受人のおばの近所に住んで知り合った女性と結婚したものの、すぐに盗みを繰り返すようになって、奥さんに愛想をつかして出ていかれたんですね。そしてゲイリーは、むしゃくしゃして街をドライブ中、ガソリンスタンドで強盗を働き店員を射殺、翌日はモーテルの管理人を射殺し、目撃者の証言で逮捕されたんです。

ゲイリーはこの殺人事件の裁判で有罪となり、死刑を宣告されました。1970年代は世界的に死刑廃止の動きがあって、死刑執行がなくなりそうな流れになっていたのですが、この、一生を塀の外となかを出入りして過ごしたゲイリー・ギルモアは、これ以上の刑務所での生活を望まないとして、弁護士を雇って「死刑執行の権利を要求」して、死刑にしてくれなければ死ぬと、自殺未遂をやらかしたんですね。

ゲイリーはそのためにメディアの寵児となって、ワシントンDCで開かれた、死刑制度に関する連邦議会の公聴会にも証人として出席して意見を述べたというのです。
最終的に、ゲイリーは死刑の権利を勝ち取りましたが、執行前にはハンガーストライキを行ったそうです。

just do it

1977年1月17日、ゲイリーは希望どおり銃殺刑にされたのですが、このときに言った言葉が「just do it」だということなんです。

そして1988年、当時ナイキはリーボックに差を付けられていたのをなんとかしたい、と考えた広告部門の重役ダン・ヴィーデン氏がこのゲイリーの言葉を思い出して使ったのだとか。
ゲイリーの処刑後、死刑は復活し、ゲイリーは死刑廃止の流れを変えた死刑囚として名を残しましたが、ナイキもこのスローガンで流れを変えたいと思ったのでしょうかね。

それにしても、ハリウッド映画やドラマで、ほんとに人間を何だと思ってるんだ、と思うくらい犯人が簡単に強盗したり、情け容赦なく銃で撃ち殺したりするシーンがよくありますが、ゲイリーの経歴はあれそのものじゃん、本当にやる人がいるなんてびっくりしましたです。

※画像はイメージです。

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