子供の頃に偉人伝で読んだだけではわからない、大人の偉人伝をご紹介しますね!
千円札でおなじみで、小学校の頃、必ず偉人伝で読まされたですよね。
1歳で囲炉裏に落ちて左手に障害の残る大やけどを負ったが、医師に手術で治してもらい、以後、医師を目指して猛勉強。
アメリカにわたって最近研究を続けて、黄熱病の病原体を特定したなどの功績を残した、これが表向きです。
野口英世・・・
しかし野口英世は、実はなかなかクソな人なんです。
まず小学校の教頭に優秀な成績を認められて、左手の手術費用を募金で集めて手術してもらったのはいいとして・・・。
その後、住み込みの書生として仙台で医師になるための勉強し、東京の学校へ行くために小学校の教頭たちの援助金40円(現在約20万円)をもらったんです。
でも、この大事なお金をなんと遊興費として2か月でぱあっと使っちゃったのです。
そして下宿を追い出されて、仙台で知り合った6歳上の歯科医血脇守之助という方のところに転がり込むんです。
この血脇さんは、東京歯科大の前身の講師でお給料も安かった。
しかし野口英世は、血脇さんに策を授けてお給料をアップ、そのアップした分を自分にくれという、なんともちゃっかり屋さんだったんです。
色々あって、血脇さんは学校の予算を動かせるようになり、野口英世は毎月15円ゲットしたそうです。
浪費と詐欺まがい
やがて野口英世はアメリカに研究へ行くことになりましたが、渡航費用300円を数十人を招いた送別会で一晩で使っちゃったのです。渡航費用が消えちゃった野口英世は、血脇さんに泣きつき、血脇さんが高利貸しから借金して渡航費用を用立ててくれました。
もうひとつ野口英世は、女子医学生と婚約して結納金をゲットし、アメリカへ一人で渡航した後、何やかやと言って結婚を拒否。結納金は返さずと、まるっきり結婚詐欺のようなことをしたのですが、このときも血脇さんが結納金を返して婚約解消に奔走してくれました。
ロックフェラー研究所では
アメリカのロックフェラー研究所では猛烈に働き、梅毒スピロヘータを培養したり、黄熱病の病原菌を特定したり、小児まひや狂犬病の病原体を特定したという業績でノーベル医学賞の候補になったのです。
業績はすごいと思いたいのですが、これらの野口英世の業績は残念ながら、現在進歩した技術ではほとんど否定されているということなんです。それにロックフェラー研究所に入るとき、数カ月しか在籍していない東京医科大学を卒業し、医学博士号を取得した(していない)という学歴詐称もしていたそうです。
なんでこんな人が?
なんでこんな人が千円札に使われたんだろう?
野口に尽くした血脇さんの方が大人物だ、血脇さんをお札にした方がとネットで言われるほどです。
まず子供向けの偉人伝をもっとリアルに、子供にきれいごとだけ教えるよりも、本当のことを教える方が大事かもしれないですよね。
※画像はイメージです。
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