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チャペルに響き渡る音

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私が20台の時、3年間自衛隊で勤務をしておりました。
その時に恐怖体験をした出来事を記事にさせて頂こうと思います。

目次

新人教育

私が自衛隊の新人教育を受けた時のこと、その駐屯地では古いチャペルが教育施設として利用されていました。
建物はとても古く、異様な雰囲気から近寄ることさえ恐怖を感じるのですが、3ヶ月そこで寝泊まりをするのです。
「ここで3ヶ月も過ごすのか・・・」訓練の厳しさよりも、ここで寝泊まりすることの方が嫌で恐ろしく感じます。

とある日の就寝時のこと。天気は晴れ、風は吹いていない。いつも通りに訓練が終了して、グッスリ眠れるだろうと感じるほど、とても静かな夜でした。
同期の仲間と共に布団に入り寝ようと思い、布団に入ってから暫くするとチャペル内の何処からか、バタバタ、ギィギィと音が鳴り始め、誰にでもわかるような怨霊でチャペル内に響きわたりました。

他の同期もほとんど起きており、皆がその音に気がついて、「おい!聞こえるだろ?」「気のせいでしょ?誰もいないし」「じゃーこの音はなんだよ!」。
「見てこいよ。」と誰かが怒鳴り、なるはずのない音に恐怖を感じ布団から出ません。
そうこうしているうちに、「ゴーンゴーンゴーン」と大きな金の音が鳴り響きました。

この教会には大きな音を立てる鐘は存在しません。あまりの恐ろしさに、全員が身動きすらとらないようになり、結局、誰も見に行くことなく、朝を迎えました。

音の正体は?

音を聞いたのは、教育中1回限りで、最後の最後まで音の正体はわかりません。
後に教官から聞いた話だとチャペルは戦前からあったものらしく、この近くで亡くなった人が沢山いたとの事。そして、さらに恐ろしいのはチャペルの物音は、過去に別の隊員や教官さえも聞いているのです。

あれから長い年月が経ちました、あの時、音の鳴る方へ見に行っていたら何があったのか?そのチャペルは今どうなっているのか?
自衛隊を辞めた私には分かりません・・・いったい何だったのでしょうか?

※画像はイメージです。

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