MENU

花魁淵の怖さは後からも続く?

当サイトは「Googleアドセンス」や「アフィリエイトプログラム」に参加しており広告表示を含んでいます。

山梨県甲州市塩山に「花魁淵」と呼ばれている場所が有り、心霊スポットとして知られています。
花魁淵に行ったが為にでしょうか?私の話を聞いてください。

目次

花魁淵とは

武田信玄の息子の武田勝頼が死によって黒川金山は閉山され、武田氏の軍資金を確保するための隠し金山であったため、機密保持の理由で鉱夫用の遊郭にいた遊女を殺害したのが「花魁淵」と呼ばれる場所です。
そこでは閉山を前に酒宴を開くとなり、藤蔓で編まれた舞台で花魁達を踊らせている最中に蔓を切断し、舞台もろとも谷に落とし皆殺しにしたという伝説が公的に残っています。
そのため、かなり昔から心霊スポットとして有名で、肝試しに来る人々が絶えませんでした。

大菩薩ライン沿いにあって一昔までは簡単に行けたのですが、川沿いの険しい崖の横を走っていくルートでがけ崩れが多く発生した事から通行禁止となる事が多く、バイパスのトンネルが完成した後は通行禁止となり、花魁淵に近づく事ができなくなっています。

花魁淵の恐ろしい体験

私が高校生の時、友人とその兄の三人で肝試しに行きました。友人の兄が大学生で運転できるので車を出してもらい、真夜中は流石に怖いのでお昼ぐらいに出発して夕暮れ時に到着しました。

まだ辺はうっすら明るいのに駐車場で車を降りた途端、なんだか空気が澱み、これまでにない異様な恐怖がぞわぞわと湧いて来て、友人たちも「なんか、気持ち悪い」「まずいんじゃないか」と言い始めます。

由来が書かれた看板や慰霊塔をみて友人の兄が「もう帰ろう」と言い出すのですが私達は好奇心に負け、崖の上に設置された展望台まで行くことにしたのです。
吊り橋に差し掛かった時、何の気無しに川を覗き込むと川面に黒い影が揺らぐのが見え、友人に「あれなんだろう?」と指差すと、狂ったように「あれは、XXXXだ」と言葉にならない普通じゃ考えつかない悲鳴を上げ、駐車場に向かって走り出し、私と友人の兄とで必死で追いかけていきました。

駐車場では車の後部座席にうずくまってブツブツ言っている友人。車に乗り込んだ私は彼を介抱していると、突然、胸が締め付けられるように痛み、息が止まりそうになった。悲しくて苦しくて全身から汗が滲んだ。
「おい、大丈夫か?」と運転席の友人の兄に背中を擦られ、なんとか呼吸を整ってきた時です。

フロントガラスの向こう側の木の奥に、幾人もの着物姿の女たちの姿が見えて唖然とし、私の視線に気がついた友人の兄がふっと前をみると、同じように着物姿の女たちが見えたようで、焦って車をバックさせて駐車場の柵に車体をこすらせながらも車を走らせ、まさに逃げ帰ったのでした。

続いている怨念?

それからと言うものの、私は何度も事故にあうようになり、最初は不注意からだと思っていたのですが理屈はわからないような事も多かったので、お寺や神社にもお祓いをお願いしましたが効果は無かった。

なんとか高校を卒業し、家を出てからは事故にも遭わなくなりましたが、あれ以来、実家には一泊もしていません。
たまたまなのか、現場から離れたために怨念の効力が及ばないのかは解りません。ただあれからの1年弱はとてつもなく恐ろしかった。

友人とその兄は未だに地元にいますが二人とも何をしても上手く行かないようで、友人は引きこもるようになり、兄の方は仕事が上手く行かず、酒に溺れて実際の歳より10歳も老けて見えます。

※画像はイメージです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

どんな事でも感想を書いて!ネガティブも可!

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

目次