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奥多摩湖ロープウェイはガチ?

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心霊系YouTuberが心霊スポットとして紹介していた奥多摩湖ロープウェイ。
所詮エンタメレベルだと思っていましたが・・・・。

目次

奥多摩湖ロープウェイ

奥多摩湖は東京都の奥の方、西多摩郡奥多摩町にある人造湖。風光明媚な自然の中にたたずむ癒やしの観光地です。
奥多摩湖ロープウェイは1962年(昭和37年)に、観光目的で湖上を横断するロープウェイとして営業を開始しますが、数年後に橋が出来た為に客足が激減、たった数年で運休を余儀なくされた後に運休となってしまった。

事実的には廃止と思われるのですが、手続き上では運行再開する予定が現在でも引き継がれ、駅舎と周辺施設がそのまま放置された状態で現在でも残されています。

数年前の春、心霊系YouTuberが心霊スポットとして紹介している動画をみて、心霊現象は本当に起きるのかを自身の身を持って確かめるため、友人と数名で見学にいってみることにしたのです。

到着したのは

現地に到着したのは深夜2時・・・ちょうど丑三つ時。
廃業してから長い年月が経過しているため、建物は老朽化し異様な雰囲気を醸し出していました。
建物内に入ると受付カウンターだったであろう部分が横たわり、私達をなにかが招いているようにも思えてしまう。

その瞬間、全身に鳥肌が立ち、誰かしらの気配をヒシヒシと感じました。
某心霊YouTuberも同じように、建物内に入ると人の気配を感じて鳥肌が立ったと言っていましたので、全く同じ反応が内心ヤバいかな?と思ったのです。

カウンターの脇にある階段を降り、肝試しに訪れた無法な方が描いたであろう落書きが描かれた通路を進んでいくと、開けたプラットフォームのような空間へ、そこには年期が入った古いロープウェイのゴンドラがあるのです。
吊るしているワイヤーが自然の木々に埋もれて、なにか不思議な力で浮いているようにすら思えてしまうのです。

私と友人はゴンドラに乗り込み、少しの間黙って居座っていると突然ユラユラと揺れ始めました。
風も無く、私も友人も身動きを一切していないのになぜ揺れるの?と驚き、ゴンドラを出てみるとどうやらワイヤーに干渉している木々がなにかの拍子で揺れているのようですが・・・不気味です。

謎の現象が起きる

気を取り直して辺りを観察していると、下の方から「フフフッ」という女性のような笑い声が聞こえてきました。
私達は驚き慌てたものの空耳だろうとお互いに顔を合わせた瞬間、「ハハハハッ!ハハハハッ!」と明らかに女性の笑い声がロープウェイの周辺から聞こえ出しました、

何がおきた!と感じ慌てて車を停めてある場所まで走って戻り、車に乗り込み間違いなく女性の笑い声だったよな!?と確認し合っていると、友人のスマホに着信が入り「ハハハハッ!ハハハハッ!」いう先ほど聞いた女性の笑いが聞こえてきます。

???つまり、友人の着信音で皆を驚かせようという仕込みだったのです。

結局・・・・

どう考えても、経営が悪化して事実上潰れだけの観光ロープウェイが心霊スポットになるものでしょうか?
冷静に考えれば、なんの因果関係も無いと思う女性の笑い声が怖いのか?

帰りの車の中では険悪なムード、奥多摩湖ロープウェイという場所は心霊スポットなのかと言えば違うでしょう。
どうしても気になる方は観てみるのも良いでしょうが、老朽化でゴンドラや落ちたり、建物が倒壊する事だってあります。
実際にいまさらですが、不法侵入なんて事も言えますので、行くのは辞めたほうが無難だと思います。

※画像はイメージです。

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