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古い地名でわかる大災害

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最近多い自然災害ですが、人災と言われることもありますよね。
そうなる前に自己防衛の意味で出来ること、古地名を調べて興味深いことがわかったのでご紹介しますね。

目次

地名とその理由

急な転勤とかで引っ越ししたり、そろそろ家を建てようか・・・知らない土地に住むことになるってありますよね。
そういうときに駅から何分かかるとか、学校や病院、スーパーが近いとか、公園があるとか、近隣の住人がどうのと言ったことを検討し、土地の値段とかもあわせて考えて決めるものですよね。
それ以外にも、絶対に調べないといけないことがあるんですよ・・・それは古い地名です。

脅かすわけではないですが、最近、やけに水害や台風被害が多いじゃないですか。
それに地震大国日本に住んでいる以上、大地震が起きる可能性も大ですよね。
もしそれが起こったとき、家族を守るために出来る限りのことをしたいと思えば、やっぱり今までその土地に災害が起こったかどうかが重要なんです。

古い土地とその由来

今まで起こった災害が、古い地名に残っているんです。
水害で土砂崩れが起こった土地は、「蛇」「鶴」「龍」「滝」などの地名が付いているとか(土砂が流れていく模様が似ているから)、「倉」とか「栗」がついている地名は、くり抜くとかえぐり取るという意味だということなんです。
こういう土地を表す地名の場合、漢字の意味より音で判断するらしくて、「亀」も鉄砲水で浸食された状態を意味する「カマ」がなまったものだそうなんですよね。

例えば、平成26年8月の広島豪雨で、最も大きな被害を出した広島市安佐南区八木です。
ここは昔の地名が「八木蛇落地悪谷(やぎじゃらくちあしだに)」だったのですが、「八木上楽地芦屋」に変更して、現在の「八木」になったそうです。
それと、あの福島第二原発は、福島県双葉郡楢葉町大字波倉にあるのですが、「波倉」は「波が抉った土地」と、そのまんま今までも大地震で津波の災害にあったことが地名でわかるわけなんですよね。
最近ひどい土砂崩れが起こった熱海も、「熱」は、土砂災害の危険がある崩壊地形を表すとか。

そしてですね、昭和57年7月の「長崎大水害」では、長崎市内全域が冠水してものすごい被害があったのですが、なかでも鳴滝地区は大きな被害があって、23人もの犠牲者が出たそうです。
ここはシーボルトの鳴滝塾があったので観光地として有名なところですが、昔から災害が多くて人が住まなかったのに、最近なんと高級住宅地として住宅会社が開発して新しい住民が次々入っているそうなんです。
何も知らずに引っ越してきた新しい住民は、災害マップを見てショックを受けるとか言う話です。

古い土地とそのポイント

そういうわけで、今はあまり使われない、「字(あざ)」の地名がポイントです。
しかし新しく住宅地として開発されたり、市町村の併合などで改名されてわからないことも多いです。

なのでこれを調べるためには、その土地の図書館へ行って地名の由来に関する郷土資料を調べる、または法務局へ行ってコンピュータ化に伴って閉鎖された「閉鎖登記簿」の閲覧をするという方法があります。
それにしても、地名の意味で先人が警告してくれているなんて、すごいですよね。
しかしそれを無視して地名を変えたり、きちんと調査せずに住宅地として開発するのは、なんだかなと思いますね。

※画像はイメージです。

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