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長野の奇祭「御柱」を考察

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皆さんは長野県の奇祭、御柱祭についてご存じでしょうか?
日本三大奇祭の一つで、切り出して皮を剥いだもみの木を4つの社殿に各4本、合計16本人力で運んで立てるというお祭りです。
私なりに御柱についてを考察をしたいと思います。

目次

御柱とミシャグジ信仰

諏訪大社ではタケミナカタノミコトを主神としてお祭りしていますが、古代の諏訪地方ではミシャグジ神という蛇の姿をした神を信仰していました。
ミシャグジ神は天照大神から派遣されたタケミナカタノミコトに相撲勝負で負けて諏訪の地をタケミナカタノミコトに譲ることになります。

ミシャグジ神ですが、男根型の石棒がご神体で数多く出土しています。中には2メートルを超える長い石棒が立っている場所もあります。ここまで言えば察しの良い方々はお気づきかもしれませんが、私はこの石棒を祀る代わりに御柱を立てているのでは?という説を唱えます。

ミシャグジ神は荒ぶる祟り神の側面もあり、逆鱗に触れないため、表向きはタケミナカタノミコトのためを装って木の柱を立てるという儀式があったのではないでしょうか?

ミシャグジ神の祟りへの懸念

ミシャグジ信仰の名残の残る神事は略式になりながらも残っており、鹿の首やカエルなどの生贄を捧げる現代ではなかなか珍しいものです。その中でもカエルを生贄に捧げる蛙狩神事(かわずがりしんじ)を近年、動物愛護団体が抗議をしたというのをニュースで知りました。
この儀式は諏訪大社の水路で冬眠中のカエルを見つけ、串に刺して神にささげるというものです。

様々な生贄の儀式を簡略化してきた現代において、かなり元の形が残っていると思うのですが、これもカエルをはく製にするなど簡略化してしまうと諏訪地方が大変なことになる気がしてなりません。
近年水害など多く、そう思ってしまいます。

※画像はイメージです。

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