僕のオタクの扉を開いてしまった・・・サクラ大戦

今からもう二十年以上も前のこと、当時、僕はゲームもアニメもマンガも大して好きではなかった・・・・。

そりゃ十代はじめの少年だったから、人並みにはそれらの文化に触れてはいたが、とてもじゃないけどオタクとか呼ばれる類の人間ではなかったのだ・・・しかも当時はオタクという存在は今よりずっと社会的にも偏見があった事もあって、そういったものに分類されてしまうと人生が終わってしまうようにすら思っていた。

そんな僕が性の目覚めならぬ『オタクの目覚め』を体験したゲームこそ、セガの大人気ソフト『サクラ大戦』である。

(C) サクラ大戦 RED/SEGA

当時の僕はやるゲームは限られていて、10代の普通の男子が普通に好むジャンル、主にアクションか格闘ゲームしかプレイしなかった。

だから最初『サクラ大戦』がどういうゲームなのかも、よく分かっていなかった。
きっかけは戦闘シュミレーションで大冒険ができる!面白いから是非やってみろ!とその筋の友人から勧められたことだ。

なんとなく雑誌でも話題になっていたし、面白そうだと思って買ってみた。
そして人生初ジャンルで、初めての大冒険であったから、プレイ前から必要以上にドキドキしていた。そしてその感情は、ゲームの進行と共により大きく膨らんでいくことになる。

(C) サクラ大戦 RED/SEGA

まず美麗な画面(当時としては二次元キャラのグラフィックがとても美しかった)。よく喋り、表情もころころ変わるキャラの魅力。そして戦略シミュレーションの面白さ。大正ロマン溢れる世界観も含め、当時の僕にとっては新しいことだらけで、心底衝撃を受けた。

結果として、僕は完全にオタクに目覚めた。

ゲームに深く没頭するようになったのはモチロン、そこから派生してマンガを読んだり、アニメもよく見るようになり、声優さんにも夢中になった。
そして音楽が、アニソンが大好きになったのも『サクラ大戦』がきっかけだ。

(C) サクラ大戦 RED/SEGA

人生で初めて買ったCDがゲーム主題歌の超名曲『激!帝国華撃団』だったのは言うまでもない。とにかく『サクラ大戦』は僕にとって神ゲー以上の存在である。
以降のシリーズも軒並みプレイしたし、どんどんディープにサブカルチャーにのめり込んでいったのだ。

もし、このソフトに出会っていなかったらどうなっていたか、ちょっと・・・とても・・・想像出来ない。
もしかしたら、もっとマトモな人間になっていたかもしれないが、でもこのゲームを通して出会った数々の煌めきにも巡り会えなかっただろう。

だから僕は心の底から『サクラ大戦』に出会えて良かったと言えるのだ。
扉を開いてくれて、ありがとう。
そして、新作がたのしみです。


カンタ
地方在住のマルチオタクです。
座右の銘は『貧乏暇無し』

(C) サクラ大戦 SEGA

最新情報をチェックしよう!