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米軍の新型輸送機オスプレイとは?

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相次ぐ事故から日本への配備に反対のデモなどが行われていたオスプレイ。
その特徴は何といってもヘリと航空機のいいとこどりをした外観・特性にありますが、今回どのような機体なのか、復習してみます。

まず名称からです。「オスプレイ(osprey)」とは、タカ科の猛禽)類「ミサゴ」の英語名です。かなり獰猛な生物の名称ですね。

続いて特徴です。よく映像で見かけるかと思いますが、プロペラの方向を変化させることで、ヘリコプターのように垂直での離着陸が出来ることと、固定翼機のような高速での飛行を両立することができるという点です。

大まかなスペックとしては、従来の大型輸送用のヘリコプターであるCH47と比べて、最高速は約2倍(時速520km/h)、行動半径が約1・2倍(約600km)、1度の空中給油にて約1100キロの航続距離があるとされています。

配備されている沖縄からは、朝鮮半島や中国大陸の東部、南シナ海までカバーできるとされています。輸送できる兵員数も24名とされ、従来のCH46の2倍、貨物の積載できる量は約3倍とされています。この点から、北朝鮮や中国に対する軍事的な抑止力として注目されてきました。

反面、ヘリコプターと航空機のいいとこどりの構造上、システム的に複雑であり、操縦技術も高度な訓練が必要とされています。
マスコミでその配備が注目されたのも、開発段階から複数回の事故が発生した機体であり、安全性を危惧したものです。アメリカでも一部で「ウィドウ・メーカー」(未亡人製造器)の不名誉なあだ名が付けられました。

アメリカ国防総省(ペンタゴン)は、2012年から2013年にかけて、沖縄県宜野湾(ぎのわん)市の普天間飛行に25機を配備、この中のオスプレイが沖縄県名護(なご)市沖に墜落した事故も記憶に新しいかと思います。今後もアメリカ軍の横田基地への配備計画と同時に、2018年現在、陸上自衛隊も17機の配備計画を表明しています。

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