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怖くて楽しい異世界体験!「裏世界ピクニック」SFと都市伝説のマリアージュ!

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「異世界があったらどうしよう。この世界のすぐ側に」そんなふうに考えたことがある人はいるだろうか?
今回ご紹介するアニメ『裏世界ピクニック』(2021年製作)は、そんな異世界へのあこがれと、誰もが知っている都市伝説をかけあわせたなんとも心踊る作品だ。
退屈な生活中にぴったりのこの作品。今回はその魅力に迫ってみよう。

目次

調べてはいけない「裏世界」を攻略せよ!アニメで楽しむ『裏世界ピクニック』はリアル探索ゲーム?

今回紹介する『裏世界ピクニック』は、宮澤伊織原作の小説を下敷きにしたアニメ作品。小説版もシリーズ化されている人気作品だ。
ストーリーはいたってシンプル。紙越空魚と仁科鳥子という主人公2人が、この世界の「どこか」から行くことができる通称「裏世界」へと潜入し、冒険を繰り広げるというもの。だが、異世界といっても脚本や演出は最近はやりの異世界転生ものというよりはダンジョン探索ものに近く、アドベンチャーゲームの趣きの作品だ。

作中でも「裏世界」と「私たちの世界」を繋ぐ扉がゲームのショートカットポイントやセーブポイントのように存在していたり、探索者の行く手をはばむザコトラップが出現したりする。
またどういう仕組みになっているのか、行く先々に様々な武器が落ちているのもゲーム的と言えるかもしれない。・・・ただし落ちている武器はマカロフやAK-100など非常に物騒なのだが・・・。

主人公2人は、それら裏世界内に落ちているアイテムを使って、敵やトラップを時に利用し、時に排除して探索を進めるのだが、このあたりは本当にゲームのようで見ていて楽しい。また、敵を倒すと手に入る裏世界の不思議な物質なども登場する。このあたりもとてもゲーム的で作品世界に没入しやすいと感じる人も多いのではないだろうか。

また主人公2人のキャラ付けも、紙越空魚は大人しく一見消極的な性格だが、都市伝説に詳しく頭がキレる頭脳タイプ。仁科鳥子は楽天的で活発な美女だが、父親が軍人で自身も格闘や銃の扱いにも慣れているフィジカルタイプ。
正反対の2人が時に助け合い、時に反発しながら探索を進める様は王道のバディものといったところだが、観ていて安定感がある。
同様のゲームをプレイした経験があったり、バディものが好きな人ならよりハマるだろう。

ボスキャラは八尺様?主人公たちを襲う「裏世界」最強都市伝説とは

シンプルな構成と、ゲーム的な要素がたのしいアニメ『裏世界ピクニック』。だが、そこに現れる「ボス」は一筋縄ではいかない。

主人公2人の前に現れるのは「くねくね」「八尺様」など、誰もが知っている都市伝説の主役たち。名前を聞いただけでも怖がりな人なら怯んでしまいそうなこれらの妖怪(?)たちに主人公2人がどう挑むのか、そこも本作の大きな見どころのひとつだ。
また、これら都市伝説の主役たちは都市伝説であるがゆえに、あたりまえだが未だにはっきりしたオチや対処法、現象への解釈が無いものが多い。しかしそこは原作がSF小説とあって、そうした都市伝説に『裏世界ピクニック』なりの解釈がなされるエピソードもある。
都市伝説や怪談に興味がある人なら、この辺りも見ていて楽しめるのではないだろうか。

裏世界を探索し、名だたる都市伝説に主人公たちが挑む本作だが、アニメ版の「ラスボス」はなんとあの誰もが知っている都市伝説。シリーズ中随一の難敵だ。さらにこちらのエピソードでは、ガチの米軍すらも巻き込んだ大騒動に発展する。シリーズ中最も手強い「裏世界のラスボス」に2人がどう立ち向かうのか、気になった人はぜひ自分の目で確かめてみてほしい。

はてさて

今回ご紹介したアニメ『裏世界ピクニック』は、ゲーム感覚で都市伝説の主役たちが跋扈する「裏世界」を探索する、今までアニメとしてはあるようでなかった作品だ。
退屈な自粛生活、気になった人は本作を通じて少し刺激の強い別世界に想いを馳せてみてはいかがだろうか?

出演:花守ゆみり, 出演:茅野愛衣, 出演:日高里菜, 出演:富田美憂, 監督:佐藤卓哉
¥7,509 (2022/10/09 18:22時点 | Amazon調べ)

裏世界ピクニック (C) 宮澤伊織・早川書房 / DS研

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