2013年(平成25)12月19日、朝早く京都市山科区にある王将本社前において、社長が何者かによって射殺される事件が起こった。
早朝に行なわれた犯行
事件当日、社長は朝5時半頃出勤するため自宅を出て王将本社に到着し、車から降りた後に何者かによって拳銃で4発撃たれた。午前7時ごろ、出勤してきた社員が倒れている彼を発見、「社長が意識がなく呼吸をしていないです」と119番通報し、病院へ運ばれたが死亡が確認される。
拳銃の弾はすべて急所に命中していて、至近距離で撃たれたことが判明し、発見された段階で心肺停止状態だったようです。
難航する捜査
京都府警捜査本部はこれまでに延べ16万5千人の捜査員を導入、事件発生後5年の2018年12月時点でも91人態勢で捜査に取組みました。
その間、約1900人から事情を聴取し、約610件の情報提供がよせられています。
警察には犯人に繋がる手がかり、多数の情報が捜査本部に寄せられ、犯人は逃走用にバイクを使ったこと、現場の近くでは犯人が吸ったと思われるタバコから九州の暴力団組員のDNA型と一致したものが見つかる。
九州にある暴力団員を調査しましたが、しかし相手は暴力団、操作は一般市民と違って一筋縄ではいかず困難を極めました。
現場に残された拳銃の薬きょうや銃弾、移動に使われたと考えられるバイクも発見され、証拠品がいくつかあがっているにも関わらず犯人はいまだに掴めていません。
捜査が難航している理由として、どういう理由かは解りませんが京都府警が重要な証拠品を紛失してしまい、福岡県警が京都のずさんな体制に激怒。犯人はかなり絞られているのですが、それが理由で福岡県警と関係が上手くいっていないという噂もあるようです。
恨みを持った人物による犯行か?
犯人は社長の行動を研究し、日常の行動を把握していて、防犯カメラに映らない場所で待ち伏せしていたようです。
被害者の財布や中に入った現金が奪われていなかったことからも、彼自身や王将に恨みを持った人物の計画的な犯行の可能性が高い。
様々な証拠があるのに、いまだに犯人を逮捕することができていない事件の一つです。
リーズナブルな中華料理で、庶民の味方の王将。
一日も早く犯人が見つかる事を祈っています。
※画像はイメージです。
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