まだ見ぬ世界！！ワイルドな海外トイをゲットしよう！

2020年春、コロナウイルス蔓延のため、日本は自粛生活に入った。友人達には会えなくなり、やるせない気持ちになった。
自分には玩具収集という趣味がある。

主に変形合体ロボを集めている、「トランスフォーマー」や「戦隊ロボ」なんか大好物だ・・・とはいえ、欲しい物は概ね集めてしまい、また、ろくに外出が出来ないこの状況に何か新しい刺激を身体が求め始めたのだ。

ある日の出会い

ある日、「何か」を求めリサイクルショップを訪れた、戦隊やライダーグッズが多い中、店の片隅に「エイリアン」や「スポーン」等の海外トイが埋もれていた。
毒々しい造形が目を引く、玩具集めのきっかけになった商品は、1996年の「トランスフォーマー・ビーストウォーズ」、野獣ともメカともつかないワイルドな造形に心惹かれたのである。
あの時の感覚がじわじわ蘇ってくる・・・・。

家に戻り、YouTubeで1990年代の海外玩具のCM動画やレビューを調べてみた。
出るわ出るわ、見たことのないケバケバしい色合いのクレイジーなアクションフィギュアの数々！

「ゴーストバスターズ」や「スターウォーズ」等のメジャーなものから、「GIジョー」や「ヒーマン」等の玩具主導でアニメになったもの。CMでは、子どもたちがノリノリの音楽で玩具のギミックを大げさなリアクションで紹介している、腕をぶん回す、首や目玉やスライムが飛び出す、どれもバカバカしくて素敵だ！

惹かれたの

その中で特に惹かれたのは、1990年代半ばに発売されたイギリス発の玩具「マイティマックス」。これはドクロや蜘蛛、ドラゴンの頭部といったグロテスクな造形のケースをパカっと開くと中からジオラマが現れ、極小の付属フィギュアで遊べるというプレイセットで、日本でも、あの「バンダイ」から販売されていたことがある。

そのギトギトさが、自粛疲れをしていた全身を激しく刺激した！
しかも日本では発売されていない商品が沢山あること、ケース自体がアクションフィギュアになった「バトルウォリアー」というカテゴリーがあることを知った、フィギュアがプレイセットに変わる？そんなの欲しいじゃないか！！

すぐに「楽天」や「amazon」「メルカリ」や海外トイショップを調べてみたが「バトルウォリアー」は見当たらない。
使ったことはないが、海外の「e-bay」はどうだろうか？検索すると、おお！沢山ある！！けど…英語が読めない…これは断念するべきか？？
調べていくと、「セカイモン」なる「e-bay」の買い物を日本語でサポートしてくれるサイトを見つけた、これなら買えるかも？

購入してみよう！

試しに会員登録を済ませた。
商品はオークション形式の物、オークションせず指定の金額で購入できる即決の物があるそう、そこに手数料と国際送料が加わる、決済はクレジットカードのみ、ネット専用プリペイドカードでの支払いも可能。
行ける！試してみよう！

チェックした商品にいざ入金！
国際送料は高いため、「セカイモン」では複数の商品購入を勧めている、一つの荷物に複数の商品をまとめた方がお得だからだ。ただ、日本に到着するまで送料がいくらか分からないことと、別々の国同士の荷物をまとめられないことが若干難点ではある。

3000～4000円前後のイギリス商品を2点チョイス、多分送料が3000円くらいで、合計10000円とちょっとくらいだろうか？
直前に売り切れないか、入力ミスはないか、ドキドキしながら購入ボタンを押す。すぐに確認メールと入荷予定日を伝えるメールが届いた、後は待つのみ！
2週間ほど経過し、日本に到着というメールが来た！
そして、我が家にクロネコヤマト到着！送料だけは品物が到着した際に支払う、3500円ほど・・・まぁ想定内か？

デカい封筒をバリバリ開ける、この時買ったのは溶岩怪獣型のバトルウォリアー「ラヴァビースト」、日本ではリリースされなかったサメ型プレイセット「ジョーズ・オブ・ドゥーム」、カラーリングもギラギラで、コンディションも良好！
さわり心地も造形もビーストウォーズの玩具の感覚に似ている、ビリビリにやぶけたバックカードもおまけに付いてテンションMAX!ああ、玩具って素晴らしい！

作り手の愛を感じる玩具

周りからはあまり理解されないけど、日本でも海外でも、良い玩具は作り手の愛みたいな物が感じられる。これはとても大事にしたくなったし、コロナが収まって友人が訪れた際にはぜひともお披露目して、この素晴らしきバカバカしさを共有したい。

わりと簡単に海外商品の輸入に成功した自分は、時折セカイモンを利用しヘンテコなコレクションを増やすことになる、到着まで時間はかかるが、その時間も楽しいのだ、

また、コロナで自粛にはなったものの、きちんとアメリカやイギリス、海外と通じてる事を知り少し安心したのだった。
興味のある方、まだ見ぬ異国のアイテムを探して、世界と繋がってみてはいかがだろうか？