自分はインターネットの入隊募集から自衛隊に応募しました、数日後には実際広報官が家を訪ねてきました。
既に自衛隊をやめてかなり時間がたっていて、今とはだいぶ違うかもしれませんが、入隊までに感じたことを書いていきます。
入隊前には、カレンダーやグッズくれたり、自衛隊のオープンベースイベント、はたまた総合火力演習や観艦式などプレミアムイベントに誘ってくれたりと、非常にフレンドリーな感じですが、これは誰でも解りますが入隊前に逃がさない為の作戦ですね。入隊すれば後になってひしひしと感じます。
一般的な入隊試験以外に曹候補士という選択もあり、これだと所謂三曹試験と同様で英語や理科など、やや難しい試験を受ける事になります。
これは入隊した後でも条件を満たせば、売店などで問題集が販売されており、三曹試験は実は1士とかでも普通に受ける事が出来ます。
余談ですが・・・自衛隊の中でも向上心の無い人も居て、50代でもセーラー服の人が居ます。定年が士は54歳と短い為、どうにかして三曹を受けなければならない時が来るようです。そういう意味では、曹候補士を最初から受けるというのはいい方向性だと思います。では士は楽勝なのか?と思われがちですが・・・結構難しいですね。大学生でも落ちる人が居るらしいです。
話を戻しますと、試験の合格通知は、仕事場から帰宅した時に母から聞きました。合格するとすぐ入隊という訳ではありません。実は数か月時間があるのです。この間に、自衛隊はしっかり身辺調査というのをやってくるのです。これがかなりしつこい。
調べられるポイントは、借金がないか、犯罪履歴が無いか(過去5年以前実刑があるものはNGだったと思います。当時は27歳が上限なので、実刑の犯罪に関わると入隊はほぼ難しい。)、交友関係(これは入隊後、逃げた先をしっかり調べるのに役立てるらしいです。)、反社会勢力との繋がり、身体の健康状態(試験が終わるとやりますが、その後も結構何回もやります。自分は耳に中耳炎の後があると女性自衛官から指摘されました。たぶん医官だと思いますが、なんとなくギャルっぽかった。)
ちなみに入隊後に入院履歴などで、身体に問題がある場合は帰らされる事もあります。これは入隊後仕方がない事なので、班長もねぎらいの言葉をかけて帰すという事があります。本人にやる気があってもこれは規定で致し方がないところです。
こんな感じで身辺をくまなくチェックされます。
それに入隊前の提出資料、これがまた細かい。誤字脱字があると何回も書き直し。
広報の人は暇なのか?と思うくらい何回も書かされました。入隊後も結構色々書面など書かされるんです。
このように入隊前に様々な身辺調査をするのは、基地内が所謂特殊な所で、一般人が入れないという仕組みを悪用する人も居るのです。そういう輩を事前に調査する狙いもあります。
※画像はイメージです。
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コメント一覧 (1件)
共産党員との関係も調査対象ですね。