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甥っ子へのプレゼント

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私には4歳になる、それはそれは溺愛している甥っ子がいます。
今回は、その甥っ子の3歳の誕生日にあげる為に買ったプレゼントにまつわるお話です。

目次

白バイのおもちゃ

その日は1週間後に迫った甥っ子の誕生日の為、ヨドバシで注文していた音が出る白バイのおもちゃが一人暮らしをしている私の家に届いた日でした。
届いてから念の為に不良品でないか確かめようと、スイッチを押してみるとブルンブルンとリアルなエンジン音がなったので、安心してそのままダンボールに入れ玄関に置いたのでした。

ところで、この頃に住んでいた部屋は、すぐ横の公園に隣接してお墓があり、部屋から墓地が丸見えの立地のせいか、家賃がとても安かったのです。
さらには、それが原因なのか?はたまた自身の激務のせいか?かなりの頻度で怪奇現象を体験していました。

定番の金縛りや、変な音が聞こえたり・・・しかし、お化けが見えたりすることはなかったので、「またか」くらいに思っていました。疲れているのもあり、それどころではなく、すぐ寝てしまっていた事もありましたが。

その日は違った

ですがその日は違ったのです。
いつものように、夜12時を回って帰宅し、さっと夕飯とお風呂を済ませて2時ごろ布団に入りました。
どれくらいたったのか、なにかの気配を感じて目を覚ましたその瞬間、足元から順番に身体が固まっていくように感じましたが、今回は何かいつもと違う。

そう感じた瞬間、玄関の方から「これ、なんだろう」と、はっきりと子供の声が聞こえてくるじゃありませんか。
そしてカサカサと、ダンボールの中の緩衝材を触るような音がして、「これほしい」・・・「あそびたい」・・・と可愛らしくもどこか平坦な声が。

冷や汗がにじみ出てきます。
咄嗟に「それはあなたのじゃないよ!!!遊べないよ!!!ごめんね!!!」と心の中で叫んでいると、意識がだんだん遠のいていき、確かにブルンブルン、というエンジン音を聞きました。

気がつくと朝になり

気がつくと朝になり、前日に置いたままの形で何事もなく白バイはそこにありました。
ですがその朝は違ったのです。
激しい頭痛と共に明らかに体に異変を感じ、起きようとしてもフラフラして、体に力がはいらず起きられません。だんだん意識が遠のいてくる感覚のなか、携帯で救急車を読んで病院に行きました。

結局、脳出血でもうすこし遅ければ命を落としていたかもしれなかったのです。
その後、誕生日には間に合いませんでしたが、甥っ子には無事におもちゃを渡せまました。
あの子どもの声と因果関係があるでしょうか?
それ以降同じような事に遭うことはありませんでしたが、忘れられない体験です。

※画像はイメージです。

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