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やり込み要素のあるシューティング「機動戦士SDガンダム サイコサラマンダーの脅威」

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さて今回は、SDガンダムを題材にしたシューティングゲーム「機動戦士SDガンダム サイコサラマンダーの脅威」を紹介したいと思います。
本作は1991年にバンプレストから発表されたアーケードゲームで、スクロール式のシューティングゲーム。

リアルなガンダムではない、SDガンダムの世界観を起用しアムロやシャアがいない、意思を持つSD達が激戦を潜り抜けていく、やり込み要素のあるシューティングゲームでした。

この作品には登場SDキャラのアートディレクターに、あの「逆襲のシャア」で作画監督でもある仙波高綱氏が起用されております。
SDモビルスーツに細かなリアルさが強調され、リアル路線を見事に演出しながら、コミカルなSDワールドの戦場を表現している、広い世代のガンダムファンに堪らない作品ではないでしょうか?

主人公はアムロが乗っていたRX-78ガンダムとプロトタイプガンダムの二機で、ネオ・ジオン要塞「ジェミニ・バンレイ」にて極秘裏に開発されていたモビルアーマー「サイコ・サラマンダー」を撃破するといった、リアル路線な雰囲気が立ち込めるストーリーで物語は進んでいきます。

機動戦士ガンダムでお馴染み、連邦軍の要塞「ジャブロー」から始まります。
ステージ2で大西洋を横断、水中用モビルスーツの猛攻を突破、ステージ3はネオジオンの南極基地、ステージ4は閑散とした砂漠コロニーを突破、そして終盤のステージ5でコロニーから宇宙船にまたコロニーと進んでいきます。
最終ステージ6では、ネオ・ジオン要塞「ジェミニ・バンレイ」へと突入、モビルアーマー「サイコ・サラマンダー」に最終決戦へ。

このゲームには、驚くべき最終ステージがあり、ステージ7として用意されているのは、今まで味方だった筈の連邦軍司令官ジェネラルガンダムが、実はネオジオンの総帥だったと驚きの展開が待ち構えています。

激戦を終えた後の強敵の出現、実にガンダムファンを楽しませてくれる、実にやり込み要素のあるシューティングゲームでした。
SDのコミカルな世界、シリアスをもたらしてくれた名作です。

いば・よしあきと申します。
ゲームセンターには格闘ゲームをプレイせず、アクションゲームやシューティングなどを嗜んでおりました。
格闘ゲームは複雑なコマンドで泣かされた記憶しかないライターですが、宜しくお願い致します。

機動戦士SDガンダム サイコサラマンダーの脅威

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