SF映画作品を嗜むうえで、必ず通るであろう作品「エイリアン」を御存じでしょうか?
古き良き、CGによる特撮表現が当たり前になる以前のSF映画全盛期に生みだされた、女優シガニー・ウィーバー主演のSFホラー作品。
その二作目に登場する「エイリアン2」に、USCMCこと合衆国植民地海兵隊が登場します。
第一作目ではただエイリアンから逃げるしかなかった人類が、今度は海兵隊を交えて戦争をすると、実に痛快なアクションホラーとして完成されている今作。
筆者はエイリアン2を見る以前よりもホラー映画を見て、いつも歯がゆい思いを抱いていました……なんで、軍隊が出てモンスターを退治しないのか?──と。
モンスターに襲われて殺される一般人。
人間も反撃できないかとやきもきしている中で、エイリアンに銃火器で戦ってれた海兵隊が使用したパルスライフルを紹介したいと思います。
パルスライフルとは
さてパルスライフルと銘を打たれる、エイリアン2の海兵隊員が使用している武器を紹介しましょう。
パルスライフルとは合衆国植民地海兵隊の正式採用小銃であり、正式名称は「M-41A」と明記され、様々なオプションも装備可能となっている、宇宙時代の戦場を戦い抜く海兵隊の必須な自動小銃です。
使用弾薬は6?6AP弾(10×x24mm弾)を使用し、爆裂徹甲弾など状況においては様々な弾頭を使用可能なオールマイティな性能を有し、また弾頭は火薬などを使用しないケースレス弾となっています。
パルスライフルと名前が打たれている通りに、電気で銃撃可能なレーザーパルスシステムを採用し、銃身の負荷を軽減させることに成功し、マガジンの装弾数は実に自動小銃ながらに100発装弾が可能となっております。
銃器の右側面には、赤いデジタル数字表示で残弾数を表示されるカウンターが内蔵されていると、実にハイテクな銃火器。
またパルスライフルの銃身下部には、装弾数4発まで装填可能な30mmのポンプアクション式のグレネードランチャーが装備され、マガジン前部にあるトリガーで発射できるシステムとなっており、その他のアタッチメントを装備可能と宇宙時代を代表する銃火器とも言えます。
エイリアン相手に徹底抗戦する海兵隊の必須武器ともなり、数で押し寄せるエイリアン相手に善戦した自動小銃。
この武器は当時のSFファンに衝撃を与え、後のゲームやアニメに漫画などの作品に大きな影響を与えた武器とも言えます。
それまでに出ていたSFでは当たり前なレーザー銃ではなく、宇宙の世界で実弾で戦う銃火器として登場し、多くのSFファンを沸かせてくれたパルスライフル。
このカッコ良さを堪能したい人は、エイリアン2を見る事をお勧めします。
なんとアメリカでは実銃で作っちゃった人がいます!
思った事を何でも!ネガティブOK!