ガンダムシリーズでも、超マイナー機体のビギナ・ギナIIのキットを素組してみました。
RE1/100シリーズで一般発売されたビギナ・ギナIIですが、コミックボンボンの掲載のみのメディア登場で、その後発売されたガンダムF91関連の模型作例集やガンダムシリーズの設定資料集にもほとんど掲載されず、立ち位置はガンダムF91の作中の敵である、クロスボーン・バンガードの最強クラスの劇中未登場モビルスーツながら非常にマイナーなものとなっています。
近年では、漫画クロスボーンガンダム鋼鉄の七人で拾われたりと、やや光が当たり始めて2019年5月についにプラモデルが販売されました。
また、プレミアムバンダイ限定と一般販売の基準は不明ながらも、一般販売されたこともかなりのインパクトがあります。
このビギナ・ギナIIはRE初期の共通の大きめのポリキャップを使用しており、組み立てはスムーズになっています。
武器はショットランサーとビームライフル、ビームサーベルとビームシールドが付属します。
ビームシールドは金型流用の関係で、発生期から隙間ができてしまっているのが非常に惜しいところで、自信のある人はレジンなどで埋めてみるのもいいでしょう。
なお黄色のビームシールドは、ガンダムシリーズの中でも非常に珍しいもので、サーベルも同様に黄色です。
このキットには、ビギナ・ギナには付属しなかったビームライフルの持ち手が付属して、メインの武器はビームライフルではなくショットランサーとなっているので、ビームライフルの持ち手の指部分のみ、REビギナ・ギナと取り替えるのも良いでしょう。
このビギナ・ギナIIは塗装が必要な箇所は意外と多く、肩のフィンの赤い塗り分けや、顔の上の方の黄色い塗り分けなどとなっています。
クロスボーン・バンガードのマークはデカールではなくシールとなっています。
なお、REシリーズという性質から再販売が少なくなっていますが、武器がより多く装備され、活躍ストーリーもあるビギナ・ギナII(木星決戦仕様)のプレミアムバンダイ版を買ったほうが探す手間が少なくてすむでしょう。
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