語り継ぎたいSFアニメ「宇宙船サジタリウス」について!

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さて、今回皆さんにご紹介したい作品は、SFアニメ作品である「宇宙船サジタリウス」です。

この作品は1986年に放映されたアニメ作品で、雑用やトイレ掃除までこなす何でも屋の零細企業で宇宙貨物輸送船のパイロットとして働く、特別な才能も力もあるわけもない平庸な中年サラリーマン達を主人公にしたSFアニメです。
それまでにあったガンダムの様なロボットが出るわけでもなく、戦争で活躍する英雄でもない、ありふれた平凡な主人公達が、苦難と危機を友情と勇気で乗り越えていく、ハートフルな作品でもあります。

(C) 1986 宇宙船サジタリウス 日本アニメーション

主人公は優しい心の持ち主で、もうすぐ父親になるトッピーに、大家族の大黒柱でラザニア好きなラナ、インテリであるも臆病ものなジラフに、心優しい歌を歌うシビップと、個性的な面々で物語は描かれております。

この作品が描かれたのは、1986年。
冷戦時代の終わりが近づいていた頃で、ベルリンの壁の崩壊や、また紛争や戦争などの多い時代でもありました。
この作品では、その時代背景もしっかりと描写されており、惑星間で起こる戦争や、また民族紛争や環境問題などを物語の中にうまく取り込み、子ども心に難しく感じる内容が、自然と入り込んで、何かを考えさせられるような、不思議な物語でもありました。

(C) 1986 宇宙船サジタリウス 日本アニメーション

主人公達はこれと言った戦闘力もあるわけでもなく、言うなればただの人であり、一般人でしかありません。

そんな彼らが何の因果か戦争や古代人の陰謀など様々な事件に直面してしまい、その事件を、ドタバタとしながらも、仲間で助け合い、少しの勇気と、引き寄せた幸運で勝利すると、その頑張りが子ども心にカッコ良く映った作品でもありました。

オープニングである「スターダストボーイズ」にも、どこから見てもスーパーマンじゃない、スペースオペラの主人公でもない、危機一髪も救えない、ご期待通りに現れない、と、言われており、それまでのSFアニメの主人公みたくカッコ良くありませんが、彼らには、カッコ悪くもカッコ良く見えるカッコ良さがあり、その姿に子ども心に夢中になって見ていまいた。

(C) 1986 宇宙船サジタリウス 日本アニメーション

特にこの作品のエンディング曲「夢光年」は、いまだに色褪せない名曲とも言えます。

どこかに何かを探しに行くような、またその歌詞に込められた、永遠に探し、そしていつか帰るのだと、教えてくれるその歌詞は、大人になった今も色あせる事なく、しんみりと聴くことの出来る曲として聴ける名曲です。

「宇宙船サジタリウス」Blu-ray BOX 告知用PV – youtube


Writing by イバ・ヨシアキ
SFアニメと言えば、機動戦士ガンダムや太陽の牙ダグラムなどが挙げられますが、やはり「宇宙船サジタリウス」は外せない作品と思います。
そんなライターですが、よろしくお願いいたします。

(C) 1986 宇宙船サジタリウス 日本アニメーション