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坂出送電塔倒壊事件~何者かにボルトが抜き取られていた?

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香川県坂出市で、ある日突然送電塔が倒れました。
事件発生時は自然災害だと思われていたこの事件、実は人為的なものだったのです。

目次

坂出送電塔倒壊事件

1998年2月20日、香川県坂出市坂出町で四国電力讃岐坂出線14号鉄塔が根元からぽっきりと倒れる事件が発生しました。

この送電塔は73mの高さがあったものの、幸い鉄塔が倒れこんだのは山の斜面だったため死傷者はいませんでしたが、大規模な停電が発生し、完全復旧に1週間を要する大変な事態を引き起こしています。
二次被害として鉄塔の近くを通っている瀬戸中央自動車道が封鎖されたり、四国ガスが影響を受けたことでガスの供給がストップしてしまった地域もあり、周囲に与えた影響は甚大なものでした。

発生当時は自然災害によるものだと思われていたこの事件ですが、調査を進めていく過程で鉄塔を固定しているボルトが抜き取られていたことが発覚します。
鉄塔を支えるボルト80本のうち76本がなくなっていて、意図的に4本のボルトを残したことで倒壊を狙った事件なのではないかという見方が有力です。

しかし、警察もまさか人為的なものだとは思っていなかったため、初動捜査が遅れ、犯人の逮捕には至りませんでした。複数の罪状で捜査が行われましたが、2003年2月にすべての時効が成立し、未解決事件となってしまいます。

その目的はなんなのか?

犯人が逮捕されていないので、動機も目的もわからないままなのが不気味ですが、いくつかわかっていることもあります。
1つは、複数の工具が使用された形跡があるので複数犯なのではないかということ。もう1つは坂出の事件を受けて資源エネルギー庁が調査したところ、全国的に同様のボルト抜き取りが行われていたことがわかったということです。
ここからは想像するしかありませんが、坂出から始まる送電塔を狙ったこの事件は組織的な犯行だったという可能性もあります。
いたずらにしては大がかりすぎますし、盗まれているボルトの数も決して少なくはありません。

さらに、2003年には同じ香川県の高松市で防災行政無線の電波塔のボルトが抜き取られる事件も起こっています。
こちらは朝日新聞高松支局に対して犯行声明文のようなものが送付されていますが、坂出の事件との関連性を証明することはできず、犯人も捕まらないまま時効を迎えています。

同じような事件が起こったことで、坂出の事件はさらに不可思議なものに思えてきます。
鉄塔が倒れた後に四国電力に対して何らかの要望があったわけではありませんし、鉄塔を倒すことで達成できる目的があるとも考えにくいです。
抜き取ったボルトがどうなっているのか、誰が何の目的でボルトを盗み続けていたのか、今となっては真実をする術はありません。

著者による推理

ありきたりなことを言えば、手抜き工事の隠蔽でしょうが、それではつまらないですよね。
脅迫や要望のような主張がない、そこで考えられるのはオカルトに倒錯した組織、もしくは個人の仕業だとおもうのです。

その目的は、以前に話題となったパナウェーブ研究所のように電磁波が人体に有害であると考え、高圧電流の鉄塔から発生する電磁波や類似する毒電波を食い止める為に行った行為ではないでしょうか?
実際に送電線等から電磁波が発生されているのは事実で国際的なガイドラインもあります。
人体に受ける影響はほとんど無いと公的に発表されているのですが、そういった者たちには、電磁波が発生している、その事実さえあればよいのでしょう。
それではなぜ主張が無いのか?という事は、「善意でした事をあえて言う必要のない」というようなヒロイズムに陶酔しているからという建前で、公表すると犯罪として逮捕されてしまうからだと思います。

余談ではありますが、ピエロのメイクをしたサイケなロッカーが世界を憎んで「世界を壊せ」と一人鉄塔の上で毒電波を流す絵面が浮かびます。

※画像はイメージです。

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