閲覧注意!サバゲであった怖い話!!

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1980年代・・・まだ有料フィールドなんか影も形もなく、野山や河川敷なんかでサバイバルゲームをやるのが普通のだった頃の話。

ある日、行きつけのショップでサバイバルゲーム仲間と夜戦をやりたいという話をしていたその時、横で聞いていた常連の一人が普段仲間内でフィールドとして使いっていて、それほど遠くない山に人が来ることもないので、野戦をやるのにもってこいの場所がある。教えてやるから参加させてくれと話かけてきた。
よくショップで見かけるヤツだが一緒にサバゲをやった事はないけれど、まんざらでもない話だったので仲間に入れる事にした。

ゲーム当日、話しかけていた常連の仲間も合流し、まだ日がある夕方頃に到着するように現場の山へ向かった。
そこは車で40分ぐらいのK県の山奥、道からすこし入った林道の突き当りの少し広くなった場所に車を駐車し、そこから荷物を持って10分ぐらい山を登って雑木林を抜けると少し開けた場所があり、そこを普段からセーフティーに使っているらしい。
そこからちょっと行った先が回りが山の斜面に囲まれているので、フィールドの範囲が解り易く地形で迷って遭難する事もなく夜戦にもうってつけだという事だ。

軽く下見をした後、日が暮れるまでバーベキューをして腹ごしらえをしながら準備をしたのだった。

電気も通っていない山の中、各自持参しているライトだけが頼りだが、LEDなんかない時代なのでぼんやりと薄明るい程度の明るさ。
そんな状況なのでゲームの内容も殲滅戦のみ。

相手がどこにいるのか全く解らず、ライトをつければその明かりを目当てに打ち込まれる。
今の整備された有料フィールドでやるゲームとは比べられないほどの緊張感。
敵味方別れれて数人ずつのグループ(小隊)で行動するのだが、敵味方区別するの難しく、時折なにと戦っているのか解らない始末だが・・・そこがまた面白い。

その夜、月はあったのだが山の奥にいけばいくほどブッシュが濃くなっていく、3人で編隊を組んで敵の裏を取る為に大きく迂回して進撃したのだが、しらずしらずに必要以上に山の奥に入ってしまったようだ。

獣道を沿って進んでしばらく進んで行くと人の気配がしたので咄嗟に木の裏に隠れた。
すると仲間の一人が手招きをしてきたのでゆっくり近づいてみると、隠れている木の幹に「わら人形」が打ち付けてあった。
怖いというか、あまりのベタさに笑がでてしまう程。

気を取り直して、警戒しつつ進んでいくと木の辺りに人影があり。
敵と認識して3人で斉射するもののヒットコールは無し。
酷いゾンビだとオーバーキル覚悟で打ち込むも全く反応なし。
腹をたてながら近づいてみると・・・

それは首つり死体であった。

おそらく気配の正体も、この元人間の物だったのではないだろうか?

驚いてゲームの緊急終了を叫びつつセーフティーに戻り、全員が戻ったところで事情を説明。
事実確認というか、怖い物見たさで全員で確認に向かうと・・・。

元々ここをフィールドとして使っているグループも、ここまで奥に入った事にない場所であり、全員でライトを照らして周辺を確認しながら進んで行くと、良く見れば所々にお札や藁人形が。
そして首つりの現場に到着し見た者全てがトラウマになり、早急に荷物をまとめてフィールドから脱出したのであった。

新聞やニュースで報道される事はなかったが、あの死体はどうなってしまったのであろうか?
本来であれば警察に通報するべきであろうが、当時はそんな事はだれも思いも付かなかったというか・・・有らぬ疑いをかけられる?と思ったのだろうか?

そして後々知ったことなのだが、その山一帯は自殺の名所だった。
ひっくるめて緩やかな時代のサバイバルゲームの話。


Writing by ムッシュ ゴルゴル

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