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不条理な世界観が魅力的!不気味なSCP3選

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「SCP」という存在をご存じでしょうか?

SCPとは不可解な現象を引き起こすモノや生き物の総称であり、それらの膨大なデータをまとめた「SCP財団」というwebサイトで、その一部始終を読むことができます。いわゆる「ネットロア」の一種であり、一度読みだすと止まらなくなる魅力をもった物語群です。

今回の記事では、そんな数あるSCPの中でもより不気味で、背筋をぞっとさせるようなものを集めてみました。

目次

SCPとは?

そもそも、「SCP」とは何なのでしょう。

SCPとは「不可解な現象を引き起こすモノや生き物」の総称です。これらのSCPは全て共通の設定に基づき創作されたものであり、それぞれの「取り扱い説明書」のような形でデータベース化され、「SCP財団」というwebサイトで読むことができます。ちなみにSCP財団とは、「SCPたちを収容し保護する」架空の組織を指します。

「SCP財団」の中に収められているSCPの種類は膨大なもの。恐ろしいものから、少し笑えるようなものまで様々です。また、ゲームの素材としても人気があります。

不思議で奇妙な雰囲気を持つSCPの世界。これから、その一旦をご紹介していきます。

多くを語らない恐ろしさ~不気味なSCP達~

ここからは、膨大な財団のデータベースの中から、特に不気味な雰囲気を持つSCPを3つご紹介していきます。
人は、謎に満ちた存在に惹かれるもの。多くを語らない不気味さを、存分に味わってみてください。

SCP-087(吹き抜けた階段)

SCP-087とは、どこかの学校にある暗い階段です。13段ごとに半円形の踊り場があり、それが延々続きます。降りても降りても終わりのない階段が続き、「無限階段」のようになっているのです。

SCP-087の中に入ると、下の方から子供の泣き声が聞こえてきます、しかし、どれだけ階段を下りたとしても、その声の主に辿り着くことはありません。

この階段で一番恐ろしいのは、何者かが住み着いているということ(これをSCP087-1と呼びます)。SCP-087-1の顔はあるべきものが欠損しており、見るだけでとてつもない恐怖心を抱くことになります。

解説

このSCPは、財団の歴史の中でも初期に創作されたものです。文章は短く、読みやすいものとなっていますが、その分不気味さが際立ちます。終わりのない暗い階段はそれだけで恐怖心を煽りますが、そこに何者かが巣くっていると考えると……

SCP-087-1の写真は、まるで夢に出てきそうな恐ろしさです。実際に財団のwebサイトを訪れて見てみることをおすすめします。

SCP-138(生き続ける男)

SCP-138は、エジプトのお墓から見つかった「死んでいるはずなのに生きている男」の姿をしたSCPです。推定される年齢は4000歳以上であり、衰弱し、体中には大きな傷を負っています。

傷の多くは致命傷であり、その傷の痛みはSCP-138自身をも苦しめています。SCP-138は死なないものの、負傷を治している訳ではないからです。

SCP-138の希望は死ぬこと。しかし、誰も彼を殺すことはできません。財団も毒や火、電気を使って安楽死させようとしましたが、その方法も失敗に終わりました。その傷が彼を余計に苦しめるだけだったのです。そのため、財団は彼を常時昏睡状態としています。

解説

古来から人々が求めてきた不老不死。SCP-138は、限りなくそれに近いもののはずです。しかし、そこにあるのは苦痛だけ。何も楽しいことはありません。

SCP-138に関する文章は淡々としたもの。傷の詳細や、どのような安楽死方法を試したのかという部分を、事細かに説明しています。それは、自分自身が彼の立場に立ったときを想像するのに十分です。

何より、古代の墳墓から発掘された「死んでいるようで生きているもの」の存在は、ミイラ映画のような恐怖感を感じると同時にロマンも含んでいると言えるでしょう。

SCP-1046(眠れない家)

SCP1046は、とある場所にあった家と分割された人体が合体した姿です。家のあらゆる所に人体のパーツが結合しており、それぞれのパーツは分割されてもなお、完全に生きています。

また、SCP1046のパーツは不規則に、その結合する場所を変えています。場所を変わる際、このSCPは悲痛な叫び声を発し、蛇口に結合している場合は塩水が流れ出すとされています。ちなみに、水道は通じていません。

「眠れない家」というネーミングは、SCP-1046の元となったであろう男性と、それが結合した家を販売した不動産会社との往復書簡によるものです。それによるとSCP-1046と結合している家には元々寝室が無く、それを作るために腐心した男性の姿が描かれています。しかし、寝室が彼の家にできることはありませんでした。その上、男性の様子の変化が、手紙によって如実に表現されています。

解説

SCP-1046は「人のパーツが合体した家」という、考えるだけでおぞましい事象がテーマとなっています。個々のパーツは生きているというのですから、その不気味さはより増します。

かつて、有名ゲームのバイオハザードに、「(いわゆる)かゆうま日記」というものが登場したことがありました。SCP-1046の元となったと考えられる男性の手紙には、これを彷彿とさせるものがあります。

まとめ

不気味な世界観をもつSCPを3つ、集めてみました。

どれもこれも不思議で、現実にはあり得ないようなものばかり。しかし、そんな中にもリアリティさがあり、「もしかすると、世界中のどこかをさがせばコレが見つかるんじゃないか」とつい考えてしまいます。

SCPという、私たちの好奇心をくすぐる不思議な存在たち。ぜひこの記事をきっかけとして、この世界に足を踏み入れてみませんか?

http://scp-jp.wikidot.com/scp-087
http://scp-jp.wikidot.com/scp-138
http://scp-jp.wikidot.com/scp-1046

※画像はイメージです。

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