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自衛官が病気になったらどうなるの?

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夏も終わり秋を感じる今日この頃、皆様どうお過ごしでしょう。
自衛隊員は病気になるとどうなるのかごぞんじでしょうか?
これは私が教育隊に居た時になる話になります。

自衛官も生身の人間です。風邪を引く事もあるし、課業中にケガをする事だってあります。
一般では病気になれば、病院に通う為に社会保険とか国民健康保険を使う事になりますが、基地内の場合は医務官に診察をしてもらい、ちゃんと薬も出るようになっています。

問題は課業中になるわけですが、病気の場合は医務室で治療を受ける事になります。
これはインフルエンザや風邪は、他の者に感染してしまって分隊そのものに影響がある可能性があるわけですので、医務室で医務官の支持に従う事になります。

余談ですが、教育期間中も学校のように係というのを班長から決められる訳です。食事係みたいのが居て、病室に食事を供給する人が居ます。糧秣を持っていき仲間をねぎらう係がいるのです。特に今はやっているコロナなどでは、かなり気をつけてやっている筈です。
病気で部隊が全滅とかというのを、特に密接になっている部屋では気をつけて班長も管理している筈です。

怪我の場合は、首からプラカードみたいなものをぶら下げて、課業中止という医務官の指示を明確にして一日を過ごします。しかし結構居づらい環境で、罰勅で腕立てなどは自分だけしない環境になるので、運動停止という指示をされていてもなんだか浮いた存在となります。

本来エレベーターは使用禁止となっていますが、足などに怪我をしたり松葉づえなどの場合は、班長の許可を得て利用することが許されるのですが、これは部隊によってまちまちかもしれません。

さて海上自衛隊では、船の中での治療でもっとも重要なのが実は歯医者で、自衛隊の船には歯医者が必ずあります。
長い航海で歯の治療が出来なくなるのは、戻ってから症状が悪化したりして問題となります。
そこで船中に歯医者さんがあるのです。

一般とはちょっと違いますが、駐屯地や護衛艦のなか、それでも手に負えないケガや病気の場合は自衛隊病院で治療し医療費も掛かりません。
また任務中のケガや病気で特定の公務災害認定を受けた場合、民間病院での費用も自衛隊(国)の負担となるので、本人が支払う事はないんですね。

※画像はイメージです。

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