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航空自衛隊が新型ステルス戦闘機F35の計147機配備の方針

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2018年日本政府は、航空自衛隊の現在の主力戦闘機F15イーグルの後継の戦闘機であるアメリカ製のF35ステルス戦闘機の105機の追加廃部の方針を表明しました。

今回固められた方針では、105機の追加の内の42機が、短距離での離陸・発艦・垂直での着陸が可能なF35Bが占めることになりました。これは先ごろ発表された「護衛艦いずも」の航空母艦化との符合するものと言えそうです。

しかし「いずも」一隻での艦載機は12~14機程度と想定されていますので、メンテナンスなどを考慮しても更なる海上艦艇への配備が見込まれるのではないかと思われます。

いずれにせよ、F35ステルス戦闘機はこれまでに導入を進めていた42機と合計で147機の総数となる模様です。F35Bステルス戦闘機は、来年度予算からの5年間の防衛予算の枠組となる中期防衛力整備計画(中期防)において、42機の半分程の導入を視野に入れているようです。

F35ステルス戦闘機は、世界の戦闘機において「第5世代」と称される最新型の戦闘機であり、レーダーで補足することが難しい高度なステルス性能や、従来まで航空自衛隊の戦闘機では実現していなかった高性能のセンサーを採用しています。

これによって早期警戒を行う管制機、レーダー、艦船らの複数の友軍との連携が可能と言われています。既に航空自衛隊においてはF4戦闘機の代替機として通常の離着陸を行うF35A型が導入されています。

今後の導入数の増加は、中国軍やロシア軍に対する日本の周辺となる海空における優位性を保つと同時に、アメリカ政府に向けたアメリカ製品の購入への要望に応したものとも言えます。

日本政府は現時点で201機を保有するF15戦闘機の中で、改修による新機能に対応不可能な99機分の代替えとして、このF35を導入する計画としています。

調達価格は、F35A型で1機が約100億円、B型では1機約150億円となっており、計105機の導入は合計1兆2600億円となる見通しです。高額ではありますが、F15も1機120億とも勝手報道されていたことを考えると、最新の戦闘機の価格はあまり上昇していないとも感じられます。

※写真はイメージです。

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