自衛隊では様々なスキルが求められると言われています。
体力や持続力などの基本的な能力から、細かい作業を行える繊細さ等と、色々な能力を持たなければいけない自衛隊生活。
今回はその中でも、裁縫のお話をしたいと思います。
自衛隊と裁縫
自衛隊にお裁縫が必要なのか?と思いの方が多いと思いますが、自衛隊では階級章などの縫い付けを自分で行わなければいけません。
縫い針を手に、糸を通して、階級章を戦闘服や作業服に縫い付けていく、自衛隊においては必須の技術となっています。
でもただ縫えばいいだけではなく、糸が目立つ事無いように、綺麗に縫わなければいけない、実に手間のかかる縫い方を求められてしまうのです。
そして何よりも、階級章には取り付け位置がちゃんと決められており、もし間違った縫い方をすれば、やり直しとなってしまいます。
そこで工夫したのは
なので、縫物を便利にやりやすい方法を教えます。
まず階級章を戦闘服に縫い付ける際は、まず裏面に両面テープを張ります。
これはワッペンなどに縫い付ける技術に用いられる用法の一つで、他にも位置を解りやすくする為に、鉛筆などでバツ印を付ける方法もありますが、一番間違いない方法と思い餡巣。
苦労して縫った後に位置がズレない様に気を付けながら、綺麗に縫い付けていく様にしましょう。
でもそれで完成ではなく、まず階級章を付ける際は、四隅を縫い糸で固定する事が大切でもあります。
筆者は家庭科の時間や、またはサバゲ―などで階級章を付ける際によくそうしていました。
そして何より忘れてはいけない事は、縫い糸は、必ず緑色かもしくは、黒糸で縫う様にしましょう。
何故に白い糸は駄目なのかというと、戦闘中に見つかってしまうから、白い糸や目立つ色の糸は駄目だと言う決まりがあるのです。
そして縫う際は、糸が目立たない様に隅を縫い付ける様にして、隙間なくに階級章を戦闘服に縫い付けていきましょう。
そうすれば、意外に簡単に縫い付ける事が出来ます。
自衛隊のいろいろ
しかし中には、縫うのが面倒くさいので瞬間接着剤で張り付けて、それで済ましてしまう、中々に豪気な方もいらっしゃるみたいです。
そして極めつけな人は、縫物が得意と言う事なので、階級章一つ500円で引き受けると、裁縫屋まがいの商売をする人などがいるみたいです。
とにもかくにも、縫物をする際は、いきなり縫い付けるのではなく、下準備をして縫物を熟していきましょう!
家庭科が苦手でも、基本さえマスターすれば何とかなるものです!
※画像はイメージです。
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