さて今回紹介する懐かしのファミコンソフトは、1985年にアイレムが発売した「スペランカー」を紹介したいと思います。
今更「スペランカー」なんてと思われてしまいますが、歴史の深い作品でもあるので、今回、自信を持って御紹介させていただきます。
さてその前に、元々スペランカーは、マイクロ・グラフィック・イメージ社のティム・マーティン氏によって製作され、1980年代前半を代表するゲーム機である「Atari」8ビット・コンピュータや「コモドール64」、各種アーケード筐体などに幅広く普及されたゲームでもあったのです。
そうスペランカーは、元々海外ゲームだったのです。
その後スペランカーはアーケードゲームで人気を博し、海外へと渡り日本のファミコンソフトとしてアイレムから販売され、その後、様々な経緯を経て版権をアイレムが手に入れ、看板作品として多くのスペランカーシリーズがリリースされる事となります。
物語も非常にシンプルな内容に纏まっており、アマチュアの冒険家である「スペランカー」が、地底の奥深くにある財宝を手に入れる為に、様々なトラップやエレベーターにトロッコなどを乗り継ぎながら、蝙蝠やオバケなどの妨害をかいくぐり、地底の奥へと目指していく・・・・一見にすればとても簡単そうですが、実はそんなに簡単ではありません。
なにせスペランカーの主人公である冒険家・赤いヘルメットに青のズボン姿と、特徴的な格好をしマリオみたくに頑丈かと思いきや、実は非常に虚弱体質と冒険家を名乗るのもおこがましい程の虚弱体質でもあるのです!
何せスタート直後のエレベーターから、うっかりと飛び降りるだけで死んでしまい、少しの段差でジャンプしても死に、動かす時には最善の注意を払わないといけない程に弱々しい主人公でもあるのです。
一応にブラスターと呼ばれる武器を持っており、それでオバケを撃退出来るのですが、エネルギーの燃費が非常に悪く、すぐに弾切れをおこすと武器までも恵まれない中で冒険をする事になってしまったスペランカー。
また洞窟内も非常にシビアな作りが成されており、隠しアイテムや仕掛けなどを乗り越え、ただひたすらに財宝を求め、洞窟を探索し、様々な局面に出くわしていきながらも、無事に財宝を手に洞窟をひた進む主人公スペランカー。
そもそもスペランカーとは「アマチュア探検家」の意味があるらしいですが、いきなり大迷宮に挑むとは無謀な気がしますが、そんな主人公を操作しクリアした時の喜びは今も忘れる事の出来ない感動でした。
その後に多くの派生作品が生まれたスペランカー。
もし機会があれば一度遊んでみるのをおススメします!
(C) 1985 スペランカー アイレム
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