古代の遺跡、遺物を巡るアクション漫画『スプリガン』

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今回紹介する思い出深いミリタリー漫画は、小学館の『週刊少年サンデー』で連載されていた漫画『スプリガン』です。

この作品は1989年に連載されていた作品で、1996年まで連載していました。
この作品は当時の『週刊少年サンデー』では珍しい、ミリタリー色の強い漫画として連載され、少し異色な作品として掲載されていました。

1989年の『週刊少年サンデー』はスポーツ漫画が支流で、恋愛作品やギャグ漫画などが主な連載のラインナップになっていました。

(C) スプリガン 皆川亮二 たかしげ宙/小学館

その中で、リアルなミリタリー要素を含め、当時において新ジャンルとも言える、古代遺跡を扱ったアクション漫画としての側面を持ち、古代人が遺した遺物を巡り、各国がしのぎを削り諜報戦を繰り広げていると、ファンタジーと、ミリタリーに、アクション、オカルトなどを織り交ぜた漫画作品です。

あらすじは以下の様になります。

世界に点在する古代の遺跡・遺物には恐るべき秘密が隠されていました……

それは現代科学ですら実現する事の出来ない超常現象を起こし、また現代技術の粋を集めても創りだすことの出来ない金属「オリハルコン」が実在していたのです。

(C) スプリガン 皆川亮二 たかしげ宙/小学館

しかしそれは、使い方を誤れば、世界を滅ぼしかねない代物だったのです。

それを危惧した古代人達は、次世代の人類に向けてメッセージを遺していたのです。

ある古代遺跡から見つかった、錆も亀裂も生じない、謎の物質で形成された一枚のプレートに記された「我々の残した遺産を、悪しき者より守れ」の言葉を守り、悪しき者から遺跡と遺物を封印・回収する組織「アーカム」が設立されたのです。

世界的な巨大企業であるアーカム財団に所属する、遺跡の調査管理を行い、また遺跡の力を求めて暗躍する各国の軍隊と戦う彼らを、人々は「スプリガン」と呼んでいたのです……

(C) スプリガン 皆川亮二 たかしげ宙/小学館

この作品の主人公の御神苗優は、日本の高校に通う傍らに、世界中の古代遺跡へと飛び、アメリカやソ連などの軍隊などと苛烈な戦闘を繰り広げていく、今で言うチートな主人公ですが、彼にはアメリカの秘密実験による暗い過去があると、深いキャラクター性で構成された主人公でもありました。

また彼が装備する、精神に反応するオリハルコンを流用したパワードスーツであるAMスーツに、オリハルコン・ナイフなどを扱い、米軍やソ連軍、ついにはSASなどと戦う等、実にミリタリー色のある漫画として読み応えのある作品でした。

特に、アメリカ合衆国の機械化小隊ことマシンナーズ・プラトゥーンや、アメリカにロシアなどの軍事企業が組織する巨大軍産複合体・トライデントなど、様々な強敵と戦う事となる御神苗優の活躍が、毎週目の離せない内容で、ジャンプの次に買っていました。

古代遺跡のロマンや、古代の謎とミステリーと冒険心をくすぐる内容は、今も見ていて目の離せない内容になっております。


Writing by イバ・ヨシアキ
ミリタリーな漫画作品や特撮に映画などが好きなミリタリーマニアなライターです。
にわかなミリタリーマニアですが、何卒によろしくお願いいたします。
マニアックなミリタリー漫画やゲームに映画を紹介していきたいと思います。

(C) スプリガン 皆川亮二 たかしげ宙/小学館