このドラマは、スタートレック新世代、The next generation TNGと言われます。
忘れられないエピソードも多く、ホーキング博士など有名人ファンがゲスト出演したことでも知られています。
言うまでもなく、1960年代のオリジナルシリーズ、1970年代後半からの映画でのシリーズ化に伴い、1987年から新世代のスタートレックとして開始されたシリーズで、7年続いた後、「DS9」「ヴォエジャー」「エンタープライズ」などのスピンオフ作品が作られ、「新スタートレック」はこの後、4作映画も作られました。
私は1990年代初頭に、大阪梅田の大きな本屋さんの洋書コーナーで、「新スタートレック」のカレンダーをみたことがあります。顔色と目の色の悪い不健康そうな人(データ少佐)と眼鏡をかけた男性クルー(ラフォージ少佐)、そして変な帽子をかぶったウーピー・ゴールドバーグ(ガイナン)、真ん中に禿げた年配の男性(ピカード艦長)が印象的でした。
ほとんど情報がなかったので、今はこういうのになっているのかと漠然と思ったものです。
その後すぐに関西ローカルの関西テレビではオリジナルの「スタートレック」をまず放送し、その後「新スタートレック」を放送するという深夜枠とは思えない丁寧な扱いをしていました。レナード・ニモイ氏が来日したときも、番組開始直前に数分のインタビューが放送されたという素晴らしさで、関西テレビにはトレッキーがいると確信した出来事でありました。NHKBS放送が始まったとき、なぜかハリウッド情報番組が放送されアメリカのドラマファンには貴重な情報が入って来るようになりました(一時的でしたが)。
そのなかで撮影中の「新スタートレック」の特集があり、日本の吹き替え収録の様子が出て来たのです。
日本の映画雑誌の記事になることすらないのに、アメリカの番組を通して見られたなんて驚きだったし、撮影中にふざけてるピカード艦長やドクター・クラッシャーの映像にショックを受けたものでした。
後にスーパーチャンネルで、声優さんが「(新スタートレックの役をもらったことで)声優仲間にうらやましがられている」とコメントされていたのもおもしろかったです。
ミリタリー関係ですが、ウォーフ少佐役のマイケル・ドーンが元軍人で横須賀基地に勤務したことがあり、日本語がペラペラだとネットで聞いたことがあるのです。撮影現場を訪れた日本人の方が「そこ危ないから気を付けてね」と話しかけられたということでした。あのクリンゴンメイクの強面顔に素敵な優しい低い声が日本語で、さぞびっくりされたのではと思います。
しかし、マイケル・ドーンはジェット機の操縦が趣味でジェット機をいくつか所有しているというだけで、プロフィールには軍歴のことは載っていないので気になっています。
「スタートレック」映画の紹介では必ず「シリーズを見ていなくても楽しめる」と書いてありますが、とんでもない、見ていた方が面白いのに決まっています。
映画を切っ掛けにしてぜひドラマも見ていただきたいし、オリジナルから新世代にスピンオフシリーズ、もちろんパラレルワールドの新世代の映画もすべて、「スタートレック」の世界にどっぷりはまっていただきたいとおすすめしたいです。
新スタートレック TM & (C) 2012 CBS Studios Inc. Star Trek and related marks are trademarks of CBS Studios Inc. CBS and related marks are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved. TM, & (C) by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
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