住んでいるマンションが事故物件と気づいた

事故物件と聞けば、だいたいの方は怖い、住みたくないというマイナスのイメージを持たれるでしょう。
でも、それよりも優先すべき条件に当てはまったので、私は事故物件だろうとなんだろうとその部屋に住んでいます。
そんな私の主張を聞いてください。

事故物件との出会い

「大島てる」というサイトをご存知ですね？
以前に話題になった事があり、特にこのサイトを読んでいる方の殆どはご存知かと思いますが、あえて説明すれば、事故物件の情報が検索できるサイトです。

わたしは以前、ネットでたまたま知って興味本位で、私の住んでいる愛媛県のXX市を検索しました。
思った以上に事故物件てあるんだな・・・なんて思いながら目についたのは、過去に飛び降り自殺があったあるマンション。
そこには詳細な事件の概要が記され。
「飛び降り自殺。飛び降りている最中に体がベランダに当たり下半身を切断。上半身だけがベランダの柵に引っ掛かっていた」と、想像するだけでも恐ろしい内容で震え上がりました。

何が一番恐ろしいかと言うと、私の家から激近い・・・よくみたら、自分が現在住んでいるマンションと一致していたのです。

事故物件でもね

マンションが事故物件であることは、入居する際に一言も言われなかったし、私の住んでいるマンションは毎月入居数もいっぱいで、途絶えたことは一度もありません。
何故かと言うと立地条件が良く、家賃が非常に安いから。私も今のマンションに入居できたことは本当に運が良かったと思っていました。

でも、知ってしまうとなんか怖いですよね？
その日帰宅してから、おもむろにベランダに出てみました。

ベランダに上半身が引っ掛かるなんて、どんな状況だろうと見上げると高く階が続いています。
部屋に戻り夕飯の支度をしようと手を洗おうと手を見ると、ベランダで頭上を見上げる際に、柵を掴んだからか手が赤黒く汚れていました。
錆びるような材質でもないのに変だと思いながら、洗い流そうとしましたがなかなか汚れは落ちず、鉄のような匂いを放ちながらどろどろとした赤黒い水が排水口へと流れていきます。

しばらく謎の血のような液体を必死に洗い流し、まあペンキかなんかだろうと気を取り直して夕飯をつくり、テレビを観ながら食べている最中に起こったのは・・・。
ベランダの窓のカーテンに人のような影が映り込み、うわっと驚いた瞬間に停電。
パニックを起こしながら、テーブルの下に座布団を抱え込んで潜り込み震えていると電気が付きました。

ベランダの窓をみても人影は無くなっていて、恐る恐るカーテンをあけたのですが何もありませんでした。

その後、怖い体験をする事はなかったのですが、この時点で引っ越すべきだと思っいますが、立地条件と家賃の安さで未だにマンションを離れられていません。
いろんな意味で呪われているのでしょう。

※画像はイメージです。