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上海の繁華街にある「開かずのシャッター」

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地元の商店街で人通りが多い通り沿いなのに、どんなお店が入ってもすぐ変わってしまう所ってありませんでした?
そんな記憶が蘇ったのは・・・。

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不思議な建物

中国の上海で若者が集う繁華街の通り沿いに、そこだけが白黒の世界というか、時がとまっているような無機質な建物がありました。いつ通ってもシャッターが降りていて、地域の人達は、まるで見て見ぬふりをするように通り過ぎていくのに違和感を感じます。

当初は夜間しか開けないBarなのかと思っていましたが、夜になっても開く事はありません。もちろん週末になってもです。でも、見るたびにシャッターの前に置かれている物や配置が変わっていて、時々ほんの少しだけ下の部分が空いているような時もあるので、間違いなく、なにかに使われているのでしょう。
そのコンクリートの塊と言った方が自然な佇まいは、見れば見るほど気になります。

さっきの建物なんだけど

ある日、日本語ができる友人とその通りを歩いたとき。
ずっとこの近辺に住んでいる地元の方で、この建物の事を知っているだろうと思い、日本語で「ここって何があるの?」を指して聞いた途端、友人は急に話題を変えて速足で通り過ぎようとしました。

私は慌てて彼に追いつき、今度は中国語で「さっきの建物なんだけど・・・」と聞こうとすると、「しっ!」と口を遮られ、だれも周りにいないか確認した後に、「あの建物は触れちゃいけないんだ」と耳元で話してきます。

その後に、「まぁ、かつて事故があったとだけは伝えておくよ。それ以上詮索したら上海で生活できなくなるよ」と意味不明な脅迫をされました。

追及したいけれど・・・

仮に大きな事故ならニュースになってるはずだし・・・と気になって、何人か地元の人に聞いてみたが、口を合わせたかのように知らないの一点張り。
それならばSNSでと思って、建物の写真を撮ろうとしたのですが、それを見ていた地元の知人に全力で止められた事もあったのです。

この建物のとの関係は解りませんが、質問した日の夜、友人の住むマンションの水道管が破裂、別の人に聞いた日には、私の部屋だけ停電という怪奇現象が起きたのです。

たぶん何かの警告じゃないか・・・と怖すぎて忘れることにしましたが、よく行く街なので毎回気になります。

※画像はイメージです。

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