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夢に現れる男「This man」とは?その内容と正体に迫る!

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夢とは不思議なもの。見る人の心が忠実に投影されているかと思えば、一切知らない人物や場所などが登場することもあります。今回ご紹介するのは、そんな夢にまつわる都市伝説の一つ、「This man」というもの。

This manは、不特定多数の人々の夢に現れたとされる男性であり、その正体は謎に包まれています。
この記事では、そんなThis manについて、その内容や正体に迫っていこうと思います。

目次

謎の男「This man」とは?

This manとは、あるときから突然、世界中の多くの人々の夢に現れたとされる男性を指します。

彼が最初に現れたのは2006年のこと。ある女性を診察したアメリカの精神科医の聞き取りにより、This manの姿が発覚したとされています。精神科医がThis manの似顔絵を制作したところ、同じ男性を夢で見た、という体験談が集まったのです。それも、アメリカだけに留まらず、ヨーロッパやアジアにまで波及していました。

そんなThis manの外見は、太くほとんど繋がりそうな眉毛に、薄い髪の毛、団子鼻に薄い唇の男性です。どこにでもいそうな男性でありながら、どことなく不気味さを醸し出しています。

「どこにでもいそう」ということ。これが、This manのキーワードと言えるでしょう。確かに周りを見渡せば、This manに似た特徴を持つ男性を見つけることは可能です。しかし、This manに特徴が一致する男性は、そういません。夢には現れるのに、現実にはいない。それこそがThis manなのです。

This manが夢の中で何をしたかというと、それはその夢を見る人によって異なります。何もされずただ出会っただけのようなものから、恐ろしい思いをさせられたり、恋愛関係になったりと様々です。

また、This manの声は判明していません。これは彼が話していないのか、もしくは、話していたとしても声が記憶に残らないのか、その詳細は不明です。
夢にしか存在せず、どこまでも詳細が不明な男性。それがThis manという存在の全てです。

image source:thisman.org(pdf)

This manの正体を探る

https://www.photo-ac.com/main/detail/22480889

顔だけが伝わる、謎に包まれたThis manという存在。彼は何を目的として、人々の夢に現れるのでしょうか。また、彼はどのようにして生まれたのでしょうか。

そんなThis manの正体には、いくつかの仮説が存在しています。この項では、This manにまつわる有名な3つの仮説をご紹介していきます。
もしかすると、このどれかが真実なのかもしれません。

イメージの典型説

心理学の大家・ユングが提唱した「集合的無意識」という概念をご存じでしょうか。
集合的無意識とは、人々の深層心理には共通したイメージの元型(原型)があるとする考え方です。もう少しわかりやすく説明すると、人々が共通して抱く「典型的な」イメージが存在しているということになります。

そしてThis manこそ、このイメージの典型であるという説があります。

This manの顔のパーツを見てみましょう。先の項にも述べた通り、彼の顔は一般的なパーツで構成されており、特別に変わった部分は存在しません(太い眉毛が特徴といえば特徴ですが)。つまり、基本的な人間の顔であり、想像しやすいものなのです。

This manは人間が心の中に抱く、典型的な「男性の顔」なのかもしれません。

アメリカ軍の実験説

洋画(特にスパイ系やアクション系)を見ていると、アメリカ軍がなんらかの実験を行っているシーンをよく見かけます。そんな実験の中に、夢に関わるものがあったとすればどうでしょう。

This manの正体に迫った仮説の中で、一番有名なものにアメリカ軍の実験説と言うものがあります。アメリカ軍が人間の夢を操るための実験で、This manが生み出されたと言うのです。

夢とは、それを見る個人の考え方や感情に大きく左右されます。それはつまり、夢が考え方や感情に影響を及ぼすこともあるということ。国家権力が個人の心に直接的に影響を及ぼすことができれば、国家運営はより簡単になるでしょう。

その実験段階の一つとして、This manが人々の夢に投影されたとされています。
この話が本当であれば、アメリカ軍の実験は大成功だったということでしょう。そして、現在はさらに進んだ実験を行っているのかもしれません。

「全てが作りモノ」説

多くの都市伝説がそうであるように、This manの存在もまた、全てが作りモノであるという説があります。そしてこれこそが、一番有力な説とされています。この説では、This manにまつわる全ての話が、壮大な社会実験の結果として扱われます。

この実験を行ったのは、イタリアの社会学者とされる人物。彼は、一つのエピソードが人々の間にどうやって広がり、どのような変化を遂げるのかに興味を持ちました。そこで生み出されたのがThis manです。彼はこの謎めいた男のエピソードをインターネットに載せて、人々の反応を見ることにしました。

結果、This manは世界中の人々に知られることとなりました。その存在感や「夢に現れる」というミステリアスさが、人々の興味を引いたのでしょう。

勿論、最初にThis manの似顔絵を作った精神科医など存在しません。そして、それを夢に見た人物も存在しません。全ては社会学者の創作なのです。

では、This manを夢に見たという人々の存在はどうなるのでしょう。全てが嘘なのでしょうか?そして、これを読んでいる私たちは何なのでしょうか?もしかすると、明日にもThis manを夢に見るかもしれません。

何にせよ、夢とは不可解なものなのです。

まとめ

夢に現れる不気味な男・This manについて解説してきました。
結論としましては、創作しWebサイトを立ち上げた、イタリア人マーケターのアンドレア・ナテッラのゲリラ・マーケティングの一環だった事を、2010年に本人が認めています。

しかし、そのどことなく不気味な存在感や、人々を惹きつける不可思議な魅力を感じていただけたと思います。
私たちは、なかなか見たい夢を見ることができません。時には、嫌でたまらないような経験を、夢の中でしてしまうこともありえます。

では、This manはどうでしょうか。夢で見たいと思うでしょうか?
今日の夜見た夢を、メモに書いてみてください。そこにThis manはいるかもしれません。

※一部の画像はイメージです。
featured image: thisman.org

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コメント一覧 (1件)

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