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「七つの海のティコ」ナナミとシャチのティコの海洋冒険譚

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今回紹介するアニメ作品は、1994年に世界名作劇場で放映された、第20作品目となる現代を舞台にした作品「七つの海のティコ」を紹介したいと思います。

本作は、世界名作劇場20周年記念作品として制作され、シリーズ中、初めての原作のない完全オリジナル作品。
また他の作品が過去が舞台であるのに、1994年と放送当時の現在であり、主人公が日系アメリカ人、作中に日本が登場するなど、世界名作劇場で唯一の作品です。

オリジナルアニメ作品として作られた本作は、シナリオに「未来少年コナン2」の設定がいくつも転用されているようで、「天空の城ラピュタ」や「ふしぎの海のナディア」の要素がある。それまでにあった名作劇場内のファンタジー要素と、現代的なSF要素に海洋ロマンを盛り込んだ作品となっており、少女のナナミを中心にして織りなす物語に、筆者は夢中になって見ていました。

海洋生物学者の父であるスコットに、彼の相棒であるアルフォンゾと、そして親友であり相棒でもあるシャチのティコと共に、海洋調査船「ペペロンチーノ号」で世界中を巡り、伝説の生物「ヒカリクジラ」を求めて海を渡り歩いていくというストーリーです。

伝説の生き物を探して世界中を巡りながら、成長していくナナミの成長と活躍、わがままなお嬢さまのシェリルに、彼女の執事として勤めるジェームスに、機械やパソコンに強いトーマスと、増えていく仲間たちがこの物語の魅力です。

旅の転機として、ティコが身籠り、出産と共に命を落としてしまいます。
ティコの死を乗り越えて、徐々にティコの子どもと心を通わすようになっていくシーンは感動。

最終回ではヒカリクジラの真実を知り、冒険を終えていくも、世界は広く、探していく事の広大さを学んだナナミが、新しい旅立ちへと向かうその姿は、今も色あせない物語として心に刻まれています。

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いば・よしあき
広大なる未知の海へと冒険心を抱いたことがあるのですが、船酔いに悩まされて、クラゲや塩水にひどい目に合い、海よりもやっぱり陸が好きなライターですが、宜しくお願い致します。

七つの海のティコ ©NIPPON ANIMATION CO., LTD. 1994

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