アメリカ空軍の最高機密はハリウッドが暴いた?「トランスフォーマー」

マイケル・ベイは米軍兵士のハートもトランスフォームさせた!
それはエキストラ協力に留まらず、当時最新の兵器すらスクリーンデビューさせるほど!

マイケル・ベイの本気と米軍の広報戦略

2007年に全米公開され後に日本でも大ヒットした洋画「トランスフォーマー」。
元々は約30年前に日本の変形ロボット玩具をアメリカに輸出、それを基にしたアニメ作品が制されると爆発的ヒットになるのでした。
そして長期シリーズとなり、海外でのロボット玩具の定番とし、満を持してスピルバーグ総指揮の下、実写映画が制作されました。

映画を制作するにあたって、ベイ監督は多くの自動車メーカーに打診を行い車種を厳選。善のトランスフォーマー・オートボットたちの擬態として揃えました。
一方悪側であるディセプティコンの偽装形態は地雷除去車や戦車、戦闘ヘリコプターなど軍用兵器を設定。
中でも実力ナンバー2の副官・スタースクリームの擬態に求めた兵器こそロッキード=マーティン・F-22ラプターなのでした。

スタースクリームは軍事秘密

スタースクリームと言えば最初の玩具では変形モチーフにF-15イーグルを用い、両軍で唯一の航空戦力としてオートボットを脅かしていた手強い存在でしたが、実写化においてやはり最新の機体に変形するだろう・・・ということでラプターが採用されました。しかし現役の機体をどこまでスクリーンに映せるか、という問題が浮上。

何せ軍事機密の塊であるわけで、特にステルス技術に関する部分の撮影はカメラテストの段階ですらNG。ですがそこは過去に無理だと言われた撮影も、粘り強い説得で撮ってしまうベイ監督。今回も各方面への説明や説得、コネを使い絶対に無理と言われたラプターの色んな角度のカットを撮影することに成功したのです。

もちろん全面協力した形の米軍側も、若年層への絶好のアピールチャンスであると判断した…という部分も少なからずあったそうで、この映画への協力関係は3作目「ダークサイド・ムーン」まで続きます。現在あまたの映画で最新の兵器が惜しみもなく登場する裏には、マイケル・ベイ監督の先鞭があってこそと言えるでしょう。

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