昭和ウルトラマンシリーズが大好きでほぼ全話見てる自分ですが、実はタロウだけはあまり好きではなく碌に見てませんでした。
タロウはキャラクターとしての人気は高い様ですが、怪獣の造形とかおちゃらけた様な感じのストーリーとかがどーにも嗜好に合いませんでした。
しかし、先ごろあの「エヴァンゲリオン」や「シン」シリーズの庵野秀明監督がインタビューで「タロウは良い」おっしゃってるではありませんか。
特撮作品に精通したあの、あの庵野秀明がそういっている。
自分の目は節穴だったのかも知れないと猛省しました。
そんなわけで、今回は第40話「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」をチョイスし心を入れ替えて、タロウ鑑賞してみました。
ウルトラマンタロウの基礎知識
ウルトラマンタロウは、「ウルトラマン」シリーズでは5作目にあたり、1973年から1974年まで放送されました。
第一話では、前作ウルトラマンAの(怪獣よりも強い)「超獣」が現れますが、それよりさらに強い「怪獣」が現れ餌食にしてしまいます。
つまり「怪獣より強い超獣」より、もーっと強い「怪獣」(ややこしい)が「ウルトラマンタロウ」での戦う敵なのです。
主人公は篠田三郎演じる東光太郎、防衛隊はZAT(ザット)、子供向けを意識したエンターテイメント志向の明るい作風です。ちなみに前作「ウルトラマンA」のTAC隊長役の瑳川哲郎がナレーションを担当してます。
今回紹介します第40話「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」は1974年1月4日に放送され、過去の34大怪獣との名場面集もあります。
そしてタロウは現在では、ウルトラマンタイガのお父さんでもあります。
進撃の暴君怪獣タイラント
海王星で歴代のウルトラ兄弟に倒された怪獣・超獣の怨念が集まって生まれた暴君怪獣タイラントが出現。
タイラントは、シーゴラス・イカルス星人・バラバ・ベムスター・ハンザギラン・レッドキング・キングクラブなどが合体した最強クラスの怪獣だ??
パトロール中であったゾフィーは倒そうとするが敢えなく敗北する。
一方地球では、光太郎はZAT非番でお正月休みを楽しんでいました。
河川敷に凧揚げに行ったところ、自転車を練習している少年と出会い、力になろうと特訓に精を出していた。
タイラントは続いて天王星で初代ウルトラマンを、土星でセブン(なぜか耳がない?)を、木星で帰りマンを、そして火星ではAまでも撃破しタロウを除くウルトラ兄弟を全て倒してしまう。強いっ、強いぞっタイラント??
一路地球へ向かうタイラント、危うしタロウ。
ちなみに、歴代ウルトラ兄弟のそれぞれの戦闘シーンがダイジェストで紹介されます。
その順番でいいのかタイラント?
タイラントの移動経路ですが一見、海王星・天王星・土星・木星・火星と順番に地球に移動してきてるように感じますが、これってあくまで太陽を中心とした円軌道状の順番であって、各惑星は時計の針のように一直線に一緒に並んでグルグルと回ってるわけではなく、
実際はその時の公転によってバラバラに位置してるわけですよね。
この回が放送されたのが1974年の1月4日でしたので、その日の惑星の位置がどうだったか確認してみました。
ざっくりと時計の数字で方角の位置を説明しましと、地球が12時とした場合
海王星が9時、天王星が8時、土星が12時、木星が4時、火星が1時の方角でした。
自分の調査が間違ってなければですが、これだとまあ海・天まではいいとしても天王星から土星は地球を横目にやや反対側に行くことになり、
さらに土星から木星まではまたも地球を横目に太陽を通り越してずーっと向こう側に移動することになります。そしてそのあとまたしても太陽を跨いで火星・地球へ向かったことになります。
日本で例えて言えば、東京から大阪に行くのに「東京」→「九州」(大阪を横目に飛び越し)→「新潟」(また大阪を飛び越し)→「兵庫」(ようやく近づいて)→「大阪」って感じでしょうか?
つまり、非常にめんどくさい効率の悪い回り方をしているわけです。
多分、タイラントは理科の本か何かで太陽系図を見て「地球へ行くにはこの順番なのだな」と忠実になぞったのではないでしょう、根が真面目なのですね。
そもそも、わざわざ各惑星に降り立つところを見ると(休憩とかしてました)、彼は戦闘力には秀でてるものの移動能力はあまり高くないのではないかと思われます。
ウルトラ兄弟と戦った上に、無駄に移動距離を多くしてしまったため、気がつかないうちに体力をだいぶ消耗してたのでしょう。なので、ようやくついた地球ではタロウに敗北してしまいした。
でも、もしかして真っ直ぐきてたら勝ててたかも知れません、無念。
あっいや、別にタロウに負けて欲しいわけではありません。
(C) TSUBURAYA PRODUCTION


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