レーダー上で発見した!未確認飛行物体?!

自衛隊の話

これはその昔、私が空自のオペレーターをしていたとき、大変恐怖を感じた実際の体験談で、夜勤の為に日勤のクルーと夕方に交代をして、レーダー監視業務を開始してから数時間後に実際に起きた、ありえないような現象です。

その日は強烈な暴風雨の日でした。

今までも、そんな日はたくさん経験しておりましたが、その日に限って無線の交信がスムーズにいかないこと。レーダー上の航跡が非常に見にくかった事などから、機材の点検を整備の隊員ととも屋外で作業を行っていました。するとその時、突然頭上で爆発音がしました。明かりや臭いなどは全くなくて、単に音だけで異音というような、今まで聞いたことのない独特な音でした。

その時は、あまり気にせずやり過ごしていたのですが、レーダー監視の順番が自分に回ってきたときに、今まで経験のしたことのない事態に見舞われたのです。
レーダースコープ上に異常な干渉現象が突然現れて、監視エリアが見にくくなっていきます・・・例えるならば、テレビの砂嵐状態です。
そんな中、異常なスピード、異常な高度で、当レーダーサイトに急接近してくる飛行物体が現れました。

その物体の飛行経路がおかしく、急な旋回をしたり、高度2万メートルから1000メートルまで急に下げたり、速度がゼロになって飛行をストップしたりと本当に異常な飛行でした。

クルー全員でレーダースコープを監視しながら行方を経過観察しているときに、当基地のレーダーサイト真上でその物体は数秒間停止し、らせん状のビームのようなものを発射していました。
これは目視で確認でき、驚きよりも異常な光景に恐怖しかありませんでした。
しかし何も変わった事は起きず、その後、未確認飛行物体は突然姿を消してしまい、その後の監視業務はスムーズにいきました。

飛行物体は何なのか不明なままでしたが、オペレーター経験者の中には、このような経験をしたものは少なくないと思います。


Writing by  ぱぱちょ
元空自レーダーオペレーター
※画像はイメージです。