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水戸ミス梅娘失踪事件を考察

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「水戸ミス梅娘失踪事件」とは1986年に茨城県水戸市で起きた、会社員の大畠美智子さんが失踪した事件。
36年経過した2022年現在に至っても、犯人も大畠美智子さんの行方も分かっておらず、事件は解決していない。
この失踪事件を考察していきたいと思う。

目次

事件概要を解説

失踪した大畠美智子さんはデザイン会社に務めるOKで事件当時21歳、水戸市桜川の県産業会館で開かれた梅むすめ審査会で、応募者179人から10人の「ミス梅娘」の1人に選ばるほどの美人だ。
失踪したのは審査会が終わった5日後、既に退職を決めいていたデザイン会社の最後の出社日に、「友達と約束がある」といって15時ごろに早退、その後、忽然と姿を消して足取りは不明。

警察は失踪の線が濃厚と考えながらも、事件や事故に巻き込まれた可能性を含めて捜査を開始した。数日後、勤務していた会社から15キロほど離れた朝房山のふもとの路上にて、失踪した大畠さんの毛髪と血痕のがついた毛布を発見されるが、本人はおろか遺体すら発見されていない。

容疑者として大畠さんに迫っていたという元上司があげられたが、取り調べの結果、犯人ではないとされ、事件は暗礁に乗り上げてしまった。
果たして、大畠美智子さんに何が起きたのであろうか?

事件の疑問点

事件には3つの大きな疑問点がある。

まずは失踪の当日、友達に合う約束があるという理由で会社を早退するが、調べによるとその日に大畠さんと会う約束した友人はいなかったということだ。

そして、数日後に発見された血痕と毛髪がついた毛布。
警察は血液型が大畠さんと同じA型だったということで、本人のものと判断したのだが、なぜか肝心のDNA鑑定による確認がされていない。

最後に最も疑わしい大畠さんの会社の元上司。
元上司は大畠さんに言いより、ストーカーまがいの行為もしていたのだ。状況からしても犯人である可能性が最も高いのであるが、アリバイが証明されたのと、物的証拠がなく「証拠不十分」で検挙されなかった。

事件の真相を推理

前提として、この事件は茨城県に北朝鮮拉致の疑いがある事件が3件ほどあることから可能性も指摘されているようだが、その可能性は極めて引くと思う。理由は犯行の手口が他の拉致被害者の物とは異なっていると思うからだ。
それに失踪もありえない。大畠さんは、デザイン会社を退社後に水戸市内でコンパニオンとして働く事が決まっていて、翌年に友人と旅行に行く予定もあり楽しみにし、両親も失踪するような兆候はなかったと証言している。これほど希望を持っている者が失踪するとは思えない。

筆者の空想の範疇なのだが、筆者はこう推理している。

努めていた会社の最終日の「友達と約束がある」というのは嘘で、早退について元上司や同僚には事前に知らせていなかったという事から、なにかの危険を感じて逃げ出すための口実ではないだろうか?
さらにこの元上司ついてなのだが、失踪から14年後の2000年に偽札事件に関与したことで逮捕された。偽札事件ともなれば、それなりの規模の組織であって、失踪当時から組織と関係があったのではないだろうか?

やはり犯人は元上司。退社当日、逃げるように退社した大畠さんを追いかけて車で拉致。これからの「ミス梅むすめ」の活動を考えると、デザイン会社は広告会社と繋がりがあるので悪評を広めらるのを恐れ、波風を立てない為にすんなり車に乗ってしまったかもしれない。そのまま何処かに監禁して説得していたが、説得に応じない大畠さんに苛立ちを覚え激情し、そのつもりは無かったのだが殺害してしまう。
死体や後の処理に困り、例の組織に依頼する。遺体の受け渡しの途中で毛布を落としてしまうが、警察に圧力をかけてDNA鑑定はさせない、アリバイも工作させた。これがきっかけで構成員として働かされ、偽札事件で逮捕されたのではないだろうか?

おそらくこれ程単純ではないだろうが、事実は思ったより単純である事もある。
今後の捜査を期待したい。事件が解決することを祈る次第だ。

※画像はイメージです。

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