2020年11月3日のアメリカ大統領選挙より、すでに1ケ月以上が経過しているがインターネット上ではすでに収拾の着かない情報が飛び交っている。
そんな中でも最大級の情報が、ドイツのフランクフルトにあるCIAの施設において、トランプ陣営が送り込んだアメリカ軍特殊部隊が不正選挙の証拠であるドミオン社のサーバーを押収したという内容だろう。
事実か否かは折り合えず置いておくとして、ここではアメリカ軍の特殊部隊とCIAの職員との間で銃撃船が展開され、特殊部隊側で5名、CIA側で1名の死者が発生したと言う。さらにその現場にはCIA長官がおり、この銃撃戦で負傷し、キューバにあるグアンタナモ基地に移送されそこで死亡したとも言われている。
こうした内容はまさに本当の事なら「事実は小説より奇なり」を地で行くものだろうが、所謂大手メディアでは当然取り上げられていない。しかしアメリカ国民のみならず日本のトランプ支持者達はそれこそが、偏向した民主党・バイデン陣営、そしてその背後にいる中国共産党の仕業と断定し、むしろ一部で異様な盛り上がりを見せている。
トランプ支持者達はCIAもFBIも民主党、引いては中国共産党の手先となっており、これに果敢に孤高の戦いを挑むトランプという構図が真実だと訴えている。
しかし仮にCIAもFBIもすべて中国共産党の意のままであるならば、すでにアメリカ自体が中国に支配されているとしか言えないことになってしまう。たしかに選挙に不正な行いが全くなかったとまでは言えないだろうが、陰謀論もここまでくると、エンターテイメントとして見えてくるから不思議だ。
金銭的にせよシステム的にせよ、中国が自国に都合のいいように工作を行ったであろうことは想像に難くないが、それが安易なトランプの神格化、まるで世界を空くから救うアメコミのヒーローのように持て囃している。その様は正にマインドコントロールの存在を示唆しているかのようですらあり、最早宗教の域に近い。
確かに日本のマスコミも保守的なトランプよりも、リベラルなバイデンを持ち上げすぎるきらいはあるが、インターネットの情報が信じるに値するか否かはまた別問題だろう
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