横須賀が母港!アメリカ海軍 第七艦隊旗艦ブルーリッジ

アメリカ海軍の第七艦隊と言えば、神奈川の横須賀港を母港とした日本になじみの深い部隊ですが、その旗艦がブルーリッジです。

アメリカ海軍・第七艦隊の旗艦を務めるブルーリッジが、韓国の釜山港へ2019年2月15日に入港した事が報じられました。揚陸指揮艦であるブルーリッジがかの第七艦隊の旗艦であると言う点に、今更ながらに興味を持ちましたので、少し調べて見ました。

U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 2nd Class Cynthia Griggs [Public domain], via Wikimedia Commons
ブルーリッジの軍艦としての歴史は古く、就役が1970年というおよそ半世紀にも渡る艦です。現在の第七艦隊旗艦として横須賀を母港としたのも1979年からと、非常に長期間に及んでいます。

ブルーリッジは、全長が193.2m、全幅が32.9m、排水量が満載で19,177tとなっておりそこまで大型な艦艇というスペックではありません。揚陸作戦の指揮を執る軍艦として、通信面の充実が図られており、一見航空母艦の全通甲板のような電波への影響を少なくするための外観を有しています。

Ken Hodge [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons
軍艦として長年の就役をしていることも有り、ベトナム戦争にも参加、最終的なサイゴンからのアメリカ勢の撤退などに活躍しています。記憶に新しいところでは2011年3月の東日本震災に際して、救援物資の輸送もに担いました。

水上戦闘艦ではないため武装は極めて少なく、Mk.15 20mm CIWSを2基、Mk.38 25mm単装機関砲2基、M2 12.7mm単装機銃程度に抑えられています。イージス駆逐艦などが実装するような火器やミサイルは装備しておらず、もっぱら護衛の駆逐艦にそうした防御面は任せる運用となっています。

U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Daniel Viramontes [Public domain], via Wikimedia Commons
今回のブルーリッジの釜山への寄港は、韓国とアメリカの合同軍事演習・フォールイーグルに参加するためではないかと目されています。外交筋からは、北朝鮮との2度目の首脳会談を控え、北朝鮮に圧力をかける意味合いもあるとみられています。

会談がアメリカの意向に反する場合には軍事的な行動を起こせるという意思表示とも言われています。航空母艦ロナルド・レーガン、原子力潜水艦約10隻、イージス駆逐艦・イージス巡洋艦約20隻、航空機約300機を束ねる旗艦として今後の動向が注目されます。


Writing by S&W M459

※写真はイメージです

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