アメリカ海軍の第七艦隊と言えば、神奈川の横須賀港を母港とした日本になじみの深い部隊ですが、その旗艦がブルーリッジです。
アメリカ海軍・第七艦隊の旗艦を務めるブルーリッジが、韓国の釜山港へ2019年2月15日に入港した事が報じられました。揚陸指揮艦であるブルーリッジがかの第七艦隊の旗艦であると言う点に、今更ながらに興味を持ちましたので、少し調べて見ました。

U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 2nd Class Cynthia Griggs [Public domain], via Wikimedia Commons
ブルーリッジは、全長が193.2m、全幅が32.9m、排水量が満載で19,177tとなっておりそこまで大型な艦艇というスペックではありません。揚陸作戦の指揮を執る軍艦として、通信面の充実が図られており、一見航空母艦の全通甲板のような電波への影響を少なくするための外観を有しています。

Ken Hodge [CC BY 2.0], via Wikimedia Commons
水上戦闘艦ではないため武装は極めて少なく、Mk.15 20mm CIWSを2基、Mk.38 25mm単装機関砲2基、M2 12.7mm単装機銃程度に抑えられています。イージス駆逐艦などが実装するような火器やミサイルは装備しておらず、もっぱら護衛の駆逐艦にそうした防御面は任せる運用となっています。

U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Daniel Viramontes [Public domain], via Wikimedia Commons
会談がアメリカの意向に反する場合には軍事的な行動を起こせるという意思表示とも言われています。航空母艦ロナルド・レーガン、原子力潜水艦約10隻、イージス駆逐艦・イージス巡洋艦約20隻、航空機約300機を束ねる旗艦として今後の動向が注目されます。
※写真はイメージです
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