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ヴィクトリア女王の都市伝説

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ヴィクトリア女王といえば、イギリス繁栄のシンボルのようですが意外な秘密があるのでご紹介しますね。

目次

ヴィクトリア女王とは?

ヴィクトリア女王といえば、19世紀後半のイギリス繁栄期の君主です。
81歳まで長生きで9人のお子持ちで、ヨーロッパの祖母といわれ、国王や皇帝の孫たちも大勢いたこと、発明されたばかりの写真や銅像の小柄だがでっぷりと貫禄ある晩年のお姿が印象的です。

が、最近テレビドラマ「女王ヴィクトリア、愛に生きる」とか映画「女王ヴィクトリア至上の恋」などで、若き日の可憐な女性ぶりがみられるんですよね。ヴィクトリア女王は、ちょっとややこしいですが、国王の弟である父がヴィクトリアが生後8カ月のときに死去したため、王位継承者となり、ドイツ出身の母に大事に育てられ、18歳で伯父の国王死去によってイギリス女王に即位しました。

そして叔父のベルギー国王の紹介で、母方の従弟になる(半年年下)のドイツの公子アルバート公と22歳で結婚。
ふたりはラブラブでアルバート公も有能だったため、ヴィクトリア女王はアルバート公の良い影響を受け、イギリス政府もアルバート公を信頼し、子供はころころと9人も生まれてと、当時は産業革命と植民地政策で大繁栄したイギリスで、愛ある大家族のロイヤルファミリーとして、中産階級のお手本となったのでした。
しかし、アルバート公は無理がたたったのか、42歳で死去。

アルバート公の死後

ヴィクトリア女王は悲しみのあまりずっと喪服で通し、公式行事にも出ずスコットランドやワイト島の別荘に引きこもってしまいました。おとぎ話のその後の話みたいですが、ヴィクトリア女王は、アルバート公の死後、スコットランド人の馬丁のジョン・ブラウンを寵愛し、結婚の噂まであったんです。

ジョン・ブラウンは素朴な男性で平民の召使いだったので当然身分違い、ヴィクトリア女王の家族は嫌っていたが、ヴィクトリア女王はアルバート公の銅像を立てるのも大好きだったけど、ジョン・ブラウンの像や肖像画も作らせたということでした。(死後、息子や娘たちに全部捨てられちゃったらしいですが)

霊を降霊?

このジョン・ブラウンが、霊媒師でヴィクトリア女王は愛する夫のアルバート公の霊を降霊してもらっていた説があるんですね。女王が霊媒師なんてと言われるかもしれないけど、この時代のイギリスは作家のアーサー・コナン・ドイルとかも降霊術にはまったりして流行していて、ヴィクトリア女王の娘のひとりは霊媒師といわれ、その娘で孫のアレクサンドラは、ロシア皇后としてあのラスプーチンに傾倒した人ということを考えるとあり得る話ではあります。

また、最近になってエリザベス女王の母のクィーン・マザーが、ウィンザー城で秘密裏に結婚したヴィクトリア女王とジョン・ブラウンの結婚証明書を発見したが焼き捨てたと親しい人に語ったという話もあるんです。
ヴィクトリア女王はジョン・ブラウンの死後、インド人の召使のムンシーがお気に入りで側に置いて影響を受けたといいますが、この人も女王の死後、さっさとインドに返されたそうです。

そして

最近、「ミセス・ブラウン」「ヴィクトリア女王最期の秘密」などと映画化されていますが、伝記などによるとヴィクトリア女王、即位直後の18歳の頃は50代のメルバーン首相に傾倒して色々噂されたりと、けっこうミーハーで影響されやすい人だったみたいで、今後新史料が発見されたりして新事実が明らかになるかもしれないですね。

出演:ジュディ・デンチ, 出演:アリ・ファザール, 出演:エディ・イザード, 出演:アディール・アクタル, 出演:ティム・ピゴット=スミス, 出演:マイケル・ガンボン, 監督:スティーヴン・フリアーズ
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featured image:Alexander Bassano, Public domain, via Wikimedia Commons

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