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最終的に無人化?アメリカのステルス戦闘機の弱点

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遂にロシアもSu-57戦闘機を量産する事になったが、既にF-22戦闘機やF-35戦闘機を実用化しているアメリカはその分野では先行していると見られていた。
しかしここに来てアメリカのステルス戦闘機の運用に弱点が囁かれている。

これは第五世代と呼ばれているアメリカのF-22戦闘機とF-35戦闘機の両者ともに当てはまる問題で、当初から想定されている課題ではあった。

具体的にはこれらのステルス戦闘機は、敵のレーダーに捕捉されないことを突き詰めた結果、機体形状にどうしても制限が課せられ燃料タンクの容量が少ないことから来る航続距離の短さだ。

当初からアメリカ軍はF-22やF-35のこの航続距離の短さを問題点を認識しており、これを補う為に空中給油機を同時に運用する事を前提として配備を進めてきた。

ここで用いられる空中給油機は民間用の大型航空機を改造した機体で有り、ここに目をつけたロシアはその運用を崩そうと新型の空対空ミサイルを複数実戦配備し400kmから1,000kmという長射程でその撃墜を狙うという対抗策を講じてきたのだ。

ロシアの狙い通りこれによって空中給油機そのミサイルの射程圏外でしか運用出来なくなり事態を懸念したアメリカは、空中給油機そのものをステルス性の高い専用機として開発する必要性に迫られた。

そしてアメリカが辿り着いたのが、この大型のステルス空中給油機から小型の無人空中給油機に燃料を中継し、前線のステルス戦闘機に燃料を供給するというバケツリレーのような運用方式だ。

すでにアメリカ海軍が開発中だった小型の無人給油機がこうした運用に備える事に活用されると見られているが、安価で小型であることから多数の配備ができると考えられている様子だ。

しかも無人機なので多少撃墜されてもそこは織り込み済みと考えて許容する事が前提らしい。ここまで来るとやはり今後の航空戦力とはオール無人化された兵器の出番となるのではないかと思えてくる。

著しいAI技術の進歩ですでに実験段階に突入している無人ステルス戦闘機を実用化すれば、今の無人給油機が撃墜されても構わないと考えているのと同様、人的損耗を心配することなく運用することが可能だと思われる。

※画像はイメージです。

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