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あなたは答えられる!?妖精とは何か!!

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今回の記事では妖精の基本から他の存在との比較によって「妖精とは何か?」と突き詰めていくつもりです。

目次

そもそも妖精とは何か?

妖精とは超常的な存在の1つであり、一般的には蝶やトンボといった昆虫の羽根を生やした小人とされています。
少年少女の姿で描かれるのがほとんどで、気まぐれな性格と悪戯好きであるのが特徴です。しかし同時に人間に好意的な存在もいたりするので、妖精だからといってその性格と言動は一括りにはできません。

妖精の起源は不透明ではあるものの、その存在はゲームや漫画、アニメのおかげで広く知られています。例えば妖精の代名詞であるピクシーに水の妖精ウンディーネ、妖精王オベロンなどが有名です。しかし「そもそも妖精は何か?」となると、話はこじれていきます。

先述したピクシーはイングランドの伝承によると洗礼を受けずに死んでしまった子供の霊であるのに対し、ウンディーネは錬金術師のパラケルススが提唱した四大元素という元ネタがあるものの、元を辿ればギリシア神話に登場するニンフだとされているのが実際のところです。このように1つ1つの妖精を掘り下げると多種多様となっていますが、それは妖精の誕生には土着の神様や伝承が関わっていた可能性があるからに尽きます。

実は妖精の誕生は闇鍋だったりする?

「フェアリー」という言葉は古代ローマに生まれた事は判明しています。実は「フェアリー」の語源は運命を意味する「Fate」からだとされていますが、それはこの古代ローマが深く関わっているのです。古代ローマの神話はギリシア神話の影響を受けており、ギリシアの神々を自分たちの国の神様に変えています。そのなかには運命の三女神であるモイラの女神たちも挙げられますが、古代ローマの運命の女神は知識人にしか伝えられませんでした。

勿論庶民にも神話は浸透したものの、運命だけはその概念しか広がらなかったのです。それゆえに土着の進行や伝承と混ざり合う事となっていきます。つまるところ、当時の教会の方針で神威を剥奪された神様たちが運命という新しい概念によって生まれ変わった姿が妖精というわけです。ちなみに「妖精は鉄が苦手」という迷信がありますが、これは古代ブリテン島の勢力の名残だと考えられています。

妖精は妖怪や精霊と何が違う?

誕生やその多様性を踏まえれば、妖精は妖怪や精霊との違いはほとんどないです。しかし妖精は精霊と比べれば実体を持っており、またあまり自然に属していません。むしろ人間とのコミュニケーションに積極的な節があります。反対に妖怪と比べた場合、妖精は妖怪ほど力はなく、おまけにあまり邪悪ではありません。さらに言えば正体がはっきりしているしているし、トラブルを回避するための方法も判明しているのも大きな違いです。

例えばファンタジーモノで登場するゴブリンも妖精に分類されていますが、ゴブリンは明確に人間に対して害悪をもたらします。もっともその害悪はただの迷惑行為で、桶に木の葉や木のくずを入れたりするだけです。もしもこの桶をこまめに掃除したらゴブリンはそのまま立ち去りますが、掃除しない場合は迷惑行為のターゲットにすると言われています。

日本で言えば小鬼もしくは子鬼と表記されるものの、そちらは人間を連れ去ったりする伝承もあるので、それを踏まえればゴブリンは比較的おとなしいです。要するに妖精は「あまり力がない、しかも弱点も分かっている超常的な存在」だと言えます。

※画像はイメージです。

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