海上自衛隊に入隊した私の赤裸々な話になります。
さて海上自衛隊に入隊となるとまず、海士館にいくことになります。到着すると基本入隊式までは自由な時間が確保されています。実はこの時期はまだ正式な入隊ではなく、入隊宣誓書を読んで判子ついて入隊なのです。
まあその前にも色々どつかれますが3月から4月に変わる頃、班長の態度は一変し途端に厳しくなります。基本動作から階級章の位置から、ほぼ苛めと言っていいくらい追い込まれるのです。三か月間は学生となり、これを課業と言って基本的な知識をこの期間に学ぶ事になります。
勿論、教室に行くまでに海上自衛隊も徒歩行進という音楽に合わせて、行進の練習があります。教室行くまでも気が全く抜けず、やり方が悪いと容赦なく名前で呼ばれ、下手をすると分隊によってはしばかれたりします。
しかし恐怖の時間はそれだけではないのです。結構学校の勉強はおっかない事はありません。居眠りの類は別ですが。ちゃんとテストもあって出来が悪いと、やはり目を付けられる対象になる事もあります。
赤点があるんですよ。しかしこうした点数については、分隊士などは割合それ程ケンケン言いませんが・・・問題は3曹2曹の班長ですね。
ベットメイクが雑だと引っぺがされてしまっているし、ロッカーで携帯を切り忘れならそうものなら噂じゃロッカー事廊下に放置されたり、もうやりたい放題です。
しかし船の中では1つのミスが船を沈めます。自分だけならまだしも同胞がそれで死ぬことになるのです。軍務とは自分の責任だけでなく周りにも影響を及ぼすので、とりわけ教育機関中は厳しくなっています。
※写真はイメージです。
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