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知っているようで知らない?!PMC(プライベート ミリタリー カンパニー)ってなに?

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日本ではまだまだ誰もが知るとまでは言えませんが、ミリタリー系愛好者などから徐々に認知されているのがPMC(プライベート ミリタリー カンパニー)です。
近年アクション映画やドラマなどにも登場するようになってきていますが、正式な軍隊のミリタリールックとは異なり、比較的タウンユースに近いカジュアルさもあいまって、その目新しさも注目を浴びる要因ではないでしょうか?
またサバゲーでも装備のトレンドとなりつつある、このPMC(プライベート ミリタリー カンパニー)とはなにか?・・・実態や装備やアイテムに着目していきます。

目次

PMC(プライベート ミリタリー カンパニー)とは何か?

PMC(プライベート ミリタリー カンパニー)とは英語のPrivate Military Companyの頭文字の略語であり、日本語では「民間軍事会社」と約されることが一般的です。
その名の通りプライベートなミリタリー会社と言う訳で、アメリカ陸軍や海兵隊など国家組織の正規の軍隊ではない、あくまで民間の軍事組織となっています。
このためジュネーブ条約で定義されるところの軍隊にはあたらないものの、かつてであれば傭兵に近い役割にも該当し、元は正規の軍人がこれに従事している例も多いようです。

PMC(プライベート ミリタリー カンパニー)の実態

PMC(プライベート ミリタリー カンパニー)の起こりは比較的新しく1980年代末期頃とされており、アメリカの対イラク戦争を契機として正規軍を補完する存在となりました。
企業の所在地はアメリカやイギリスが多いようで、国家・政府と契約を締結し、最前線より後方の地域での治安維持や警備活動にあたることを主任務にしています。

これは正規軍と違い犠牲者が発生した場合にも「戦死」として大々的に報じられずに済むことが、アメリカなどの国にとって政治的に得策であると言う皮肉な事情の産物とも言えます。

 PMCでの装備は基本的に本人任せ

必要な装備をが公的に宛がう軍隊とは違う為、PMC(プライベート ミリタリー カンパニー)においては、各個人が自身の見立てで装備品を用意することもままあるようです。
もちろん任務上で統一したユニホームを準備するケースもありえますが、さほどそうした統一感を必要とされないときには、各個人の裁量に委ねられると言えるでしょう。

これは身につけるもの・携行するもの全般に当てはまるため、銃器類などの武装においても好みのものを使用できると言う利点でもあります。

PMC装備におけるタブー

PMC(プライベート ミリタリー カンパニー)では、前述のように服装も自由なケースがありますが、一点だけ守らなくではならない決まり事も存在しています。
それが迷彩服の着用は許されないというもので、これはあくまで民間軍事会社であるため正規の軍隊と誤認されないように課せられた制約とも言えるでしょう。

このことがサバゲーなどのプレイヤーにとって模倣しやすく、所謂軍服よりも見た目よく言えばカジュアル、悪く言えばある種ルーズな装いとして人気のポイントなのではないでしょうか?

PMC風を目指すなら頭部からがお勧め

先ずはPMC風を目指すなら頭部からそのイメージを訴求すべきですが、奇をてらったものではなくオーソドックスなキャップがよいでしょう。
カラーはもちろんミリタリー色の定番オリーブドラブやカーキ、より渋さを追求するならブラックもよく、形状はつばが湾曲したモノの方が小回りが効いて実用的です。

冬場であればニット帽が防寒性にも見た目にもカジュアルさの演出に効果的で、キャップ同様のカラーで間違いないでしょう。
ヘルメットならばアメリカのGENTEX CORPORATION社製のベストセラー、FASTヘルメットなら軽量且つ機能的で申し分のない選択と言えます。
またPMCの要員の数多くが派遣されている中東地域で首に巻くスカーフは、本来の防塵用途以外にもアクセントとなり、日本では防寒にも有効だと思われます。

クロージングアイテムは

最も中心となるクロージングアイテムは前述通り迷彩服は厳禁である事を踏まえ、機能的でタフなモノを選択したいところです。
こうした用途を突き詰めると、登山などを想定したアウトドアブランドのアウターウェアであれば、防寒性や速乾性にも優れているのでお勧めだと言えます。

もう少し暖かい季節ならシャツももちろん大丈夫ですが、目立たないという観点から、カラーは落ち着いたものを選ぶほうが無難です。
アウトドアブランドなどそこまで費用的に厳しいと思われる方は、日本ではワークウェアやカジュアルウェアのチェーン店も多数あるので一見して損はないでしょう。
ボトムのパンツ類も出来れば迷彩は避けた方がベストだと言えそうで、ここはステンシルのシンプルな方がPMC感をより強く打ち出せると思われます。
元々丈夫な作業着として登場したジーンズや、チノーズパンツでも当然OKですが、サイドに大型のポケットなどを完備したワークパンツはよりそれらしいとも言えます。

高温多湿な日本の夏場ではハーフパンツの着用も必ずしもNGではないと思われますが、不足の怪我などを考慮すればやはり通常丈のモノがベストでしょう。
近年は軍隊や特殊部隊ではボディアーマーの着用は常識となっていますが、後方任務を主とするPMCでは必須ではないアイテムです。
チェストリグやMOLLEベストをお勧めします。

メイン・ウェポンの選択は?

PMCらしさを訴求するのに拘りたくなる一番のアイテムが、何と言ってもメイン・ウェポンである銃の選択だといって過言ではないでしょう。
しかし実際のPMCの要員でも各々がそれぞれの好みに合わせた銃を持ち込んで使用しているので、これで間違いが無いと断言出来る銃は無いとも言えます。

但し実際にアメリカ軍が正式採用しているM16系のM4カービン、H&KHK416などは当然高い人気を誇り、使用者も多い事で知られています。
こうしたアサルト・ライフル系であれば旧ソ連・ロシア系のAKシリーズもその堅牢さに高い信頼性を寄せる愛好者も多数存在しています。

ただこれらよりサイズ的に大きく重いバトル・ライフルは当然ながら、フルサイズのアサルト・ライフルもPMCには若干不向きかと思われます。
これらより小型のサブマシンガンに該当する銃を愛用する要員も多いようで、少し変わったところでチェコのCZ-スコーピオンなども用いられている場合もあります。
ただこうした拳銃弾を使用するサブマシンガンでは威力に不足があるとの考えも一方にはあるようで、何れは軍隊や警察で用いらるPDWが主流になるかも知れません。

PMC装備の参考とまとめ

PMC装備をするにあたりまして、映画などを参考にすると良いのではないでしょうか?
個人的な好みもありますが、シャドウ・カンパニー、13時間 ベンガジ秘密の兵士等などが、参考になりそうな作品です。

映画を参考に、正規の軍隊の装備をそろえるよりも手軽、服装に関してはユニクロやワークマンなどで十分なのでリーズナブル。
PMCぽささえあれば、カッコよさを重視しても良いとおもいますので、初心者にもおすすめです。

※画像はイメージです。

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