今回は、中国に使わる謎の野人について深堀りします。
二足歩行、巨大、毛むくじゃら・・・得体の知れない怪物の世界にあなたをお連れします。
野人の出現するスポット
中国湖北省の神農架(しんのうか)という地区では、たびたび野人が目撃されています。
ここは太古の原生林をいまだに留める自然豊かな地区で、2016年には世界遺産登録もなされています。
この神農架の中でも、特に目撃例が多いのは板壁岩(ばんへきがん)という、切り立った崖が存在する険しい土地だそうです。謎の怪物が根城にしていても、おかしくないような場所です。
野人の特徴
野人の特徴とはいったいどんなものか、目撃証言から推測すると以下のようになります。
- 身長2~4メートルで体重200~300kgほど
- 全身、赤褐色の毛に覆われていて二足歩行
- 車をひっくり返すほどの怪力と、岩山を駆ける卓越した身体能力
- 木の実や動物をエサにしているが、人間も食うといわれている(現地民で子供のころに山中で野人に襲われたが、運よく逃げたという証言あり)
- 洞窟や洞穴を寝床にしているということ
特に体の大きさは脅威であり、生身で襲われたらまず命はないでしょう。
野人の正体とは何か
では野人の正体とはいったい何なのでしょうか?
最も有力視されているのが、「ギガントピテクス」という古代霊長類の生き残り説です。
「ギガントピテクス」 は約100万年前くらいに中国、インド、ベトナムなどに生息し、身長約3メートル、体重200~300kgとされ、目撃証言のある野人と重なる部分が多いです。
中国とインド近辺では、ギガントピテクスの化石も見つかっていることから、生き残りというのは可能性はありますね。
政府の陰謀
多数の調査隊が現地に派遣されて、長年調査をしているのにも関わらず、今だに正体がわかっていないのは「政府の陰謀論」と言われています。
いくつかの理由として、野人のモノらしき足跡や糞は見つかるのに、なかなか生け捕りに至っていない。
見たという人がいるのに、情報の開示がない。
この背景に、すでに野人の正体はわかっているけど政府が情報を隠蔽しているのではないか?という疑問が浮かびます。
神農架地区の一部を、限られた人しか入れないようにしているのも、何か特別な理由があるとしか思えず、野人として正体を隠した、生物兵器なのかもしれません。
まとめ
とは言え、広大な国土を持つ中国、文明から隔絶された人跡未踏の原生林が広がる中国内陸部では、二足歩行の怪物が今も山を駆けめぐっていても不思議ではないでしょう。
陰謀などではなく、「人間が足を踏み入れてはいけない」
そんな世界があるのかもしれません。
※画像はイメージです。
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