最後に誰かに気付いて欲しかったのでしょうか・・・。
母方は、いわゆる霊感というものがある人が多く、親族のだいたいが見てしまった経験があるのです。
体験した中で一番驚いた・・・本当のお話です。
バスから降りて出会ったご近所さん?
毎朝、最寄り駅までバスに乗って通勤していますが、私の住んでいるのは駅から30分、バス停から自宅まではおよそ7~8分。
家への道のりには、お店や家なども無く、夜になると街灯の明かりのみの静かな場所です。
ある日、棚卸しのために、いつもよりだいぶ遅い帰りになってしまってしまいました。
バスを降りて自宅へ向かっていると、反対側の歩道を同じ方向へ歩いている長い髪の女の人が見えたのです。
同じバスに乗っていた訳でもなく、かといって反対方向へ向かうバスが来たようには思えません。
この近辺で、こんな時間に誰かが歩いているのは珍しい・・・。
反対側の歩道を同じ方向、私の家のある方にむかっているのですが、近所には数件しか家はないく、ほとんどのご近所さんとは顔見知りで、こんな人・・・いたっけ?
女の人は
気になってよく見ると、女の人は赤ちゃんを抱いているようで、ご近所の親戚の誰かが生まれた子供を連れて挨拶にきたのかな?なんて思ったのですが・・・。
ともかく、こんな時間に女性一人・・・・・余計におかしい・・・むしろ、なにかヤバい。
そう思ったので急ぎ足で家に向かい、追い越しざまに見えた女性の顔は、瞳からは涙が溢れてなにか訴えているようでした。
ヤバさを確信し、全速力で走り出し家へ帰りつくなり、玄関先で親に塩を持ってきてもらい身体中を清めたのですが、急に肩が重くなり、グッタリ倒れるように床についたのです。
母に昨日の出来事を話すと
翌日になって母に昨日の出来事を話すと、私が生まれる前に付近で火事があり、お母さんとまだ小さいお子さんが亡くなった事があったそうなので、それではないかと。
気になって調べてみると、どうも昨日がその家事だった日で、時間もほぼそれぐらい。
おそらく亡くなったことの無念さを訴えてくて出てきたのでしょう。
母と共に出会った付近でお線香をたいて供養したのでした。
それ以降、見かけることはありませんでしたが、無事に成仏出来ていることを願うばかりです。
※画像はイメージです。
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