私の住んでいる町には大きな道があるのですが、あからさまに不自然な場所に奇妙な形をした木が立っています。
いつからあるのか誰も知しらず、母が生まれる前からその場所にあるという。
噂話では
噂話では、この道を作る時にこの木が邪魔で伐採することになり、町内の業者に頼む事になったそうなのですが、伐採の前日に一本の電話が工事の担当者にかかってきました。
「明日、伐採の予定ですが担当者が交通事故を起こしました。すぐに交代要員を用意できませんので日程を伸ばしてください。」
担当者は「それは大変でしたね、別の日程で問題ありません」と答え、日程は追って連絡すると言われたので、しばらく待ったのですが連絡を待てども梨のつぶて。
担当者が連絡してみると、「この電話番号は現在使われておりません」・・・その業者の電話がつながることはありませんでした。
それからというもの
それからというもの、他の業者に依頼するのですが、なぜか直前で来られなく事が頻繁に起きて工事は進まず。
でも木を伐採しなければルートを変えなければならないけれど、予算も納期も合わない。担当者も焦ってきて、結局、担当者が自分で木を切ることになったのです。
当日、合わせて5名程度が現場に向かい、担当者自らチェンソーを持って伐採に取り掛かるのですが・・・。
突然チェンソーが暴れるように動き、担当者の足を切断しかけた。
急いで救急車を呼んで命に別状はありませんでしたが、不可解な事が続いた為にあの木を切ることはできないという事になり、致し方なくルートを変更するしかないと決まったそうなのでした。
いつしか
いつしか地元では「呪われた木」として語られ、人々の間で様々な噂が立ち上っていのですが・・・。
ですが私が社会人となり就職先が他県なので、家を離れて数年しない間に切り倒されてしまったようなのです。
これほどの逸話がありながら、あっさりと倒されてしまったとすると噂話はウソだった?
だとすると、いった誰が、なぜ、こんな話を作ったのでしょうか?
なにかの利権が絡んだウソだとしか思えないのです。
※画像はイメージです。
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