今回紹介したい懐かしのアーケードゲームは、動体視力と反射神経と絶妙なボタン連打操作が要求されるゲーム「山のぼりゲーム」です。
エレメカ
このゲームは、1981年に「こまや」より発売されたエレメカゲームです。
エレメカとは、エレクトロメカニカルマシンを略した単語で、後にビデオゲームが登場するまで、遊園地やデパート屋上のゲームコーナーに置いてあった、機械的なゲーム機の総称。例えば、モグラ叩き、クレーンゲームやルーレットなどと言えば解りやすいかと思います。
筆者の子ども頃、ビデオゲームは既にあったのですが、まだ多くのエレメカがあって、1回50~100円のビデオゲームに対して、30円以内で遊べるエレメカは子供の財布に優しい存在でした。
エレメカの中でも、「山のぼりゲーム」は10円で筆者の安らかにしてくれていたのでした。
山のぼりゲームとは
「山のぼりゲーム」は、ハイカーをボタンで操作し、山頂までいく単純なモノです。アクリルボードに描かれたイラストがコミカルですが、安易なピクニック気分ではなく、生死を掛けた山登り。まさにデスロードを通らなければならないシビアなゲームなのです。
ゲームがスタートすると制限時間60秒のカウントダウンが始まり、主人公が向かう先には、何者かの罠によって落下しては再生する丸太橋、執拗に主人公を狙い襲う調教された蜂にヘビ。
無限に落ちてくる落石、山頂までのロープが突如として切れ、ついには落雷攻撃と、まさに八甲田山も真っ青な死の行軍、さらに制限時間内に頂上にたどり着けなければゲームオーバー。
思い出
制限時間内に山頂にたどり着けばクリアとなり、景品が筐体から排出されるのですが、筆者の地域ではチープな「ボンタンアメ」。しかしながら、心に染みる味わいだったのを今でも覚えています。
そして時代の流れで、このゲームは消えてしまい、寂しい想いをしたものです。
レトロゲームが認知されるようになった現在、メンテナンスされて稼働する筐体が存在していると聞きますが、今プレイしてもクリアできるかは分かりません。
あのゲーム機のおかげで動体視力と反射神経が養えたのだと考えれば、あの時間も良い思い出の一つですね。
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