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あの山の温泉施設

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私の長年住んでいる福岡は、元寇から太平洋戦争まで、いろいろな歴史背景がある街です。
オカルト好きの私は、そんな街でいろいろ聞いたり調べたりして不思議な話を集めています。

目次

温泉施設は

私が住んでいる町から車で一時間程のところに、泊まりも日帰りもできる複合温泉施設があります。
山の上に施設がたっており、西洋風のおしゃれな雰囲気の建物。そこまでの道のりも舗装された広い道で便が良くて、家族連れからカップルまで、いろいろな人が好んで利用している施設です。
そんな施設ですが、地元の人はあまり行きたがりません。行く人は歴史を知らない、昔から福岡近郊に住んでいない人がほとんどです。

私の記憶と周りの人の話を総合すると、昔そこには神社とお墓みたいなのがあった記憶があります。
緑が深い山でとにかく不気味な場所。こんな所に施設ができると聞いたときは、地元民たちは「なんであんなところに建てたんやろ?」と話していました。

実際そこは心霊スポットとしても有名で、そんな話をちらほらと聞きます。
なんでもお風呂にいっぱい幽霊がつかっていたとか、ある部屋に泊まると金縛りにあう等など様々な話が合って、話半分で聞いているものの、あそこで幽霊が出たと聞いても全く驚かない場所です。

血なまぐさい場所

温泉施設がある山は、祖母の話によれば、処刑場がありとても血なまぐさい場所だったという話。
戦争中はゼロ戦基地が近くにあり、当時の飛行士たちはその山を目印に離陸をしていたようです。

山のそばには資料館があり、ある時、特攻隊員の家族の方が体験談を話すイベントの時にこんな話を聞いた事があります。
その方はお兄さんが特攻隊として命を落とした方で、兄から聞いた特攻隊員で飛び立った人たちの話をされていました。

その中で、特攻隊に失敗をして何度も帰ってきてしまった人が、自責の念で山で自殺をしてしまったと公演されていて、「ああ、あの山ね」と思ったものです。

その方は終戦の数日前に亡くなられたということで、

戦争の悲惨さを感じるとともに今日もたくさんのカップルや家族連れがあのきれいな温泉施設利用しているのかな…と考えたのを思い出し、この記事を書かせてもらいました。

※画像はイメージです。

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