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日本最古の秘密結社 八咫烏は存在するのか?

「八咫烏」というワードを聞いたことがある方は、どれほどおられるものでしょうか。
ライトノベルや漫画、アニメなどでご存じの方もおられるかもしれません。

八咫烏とは、日本の古い秘密結社と言われています。
秘密結社と言えば、有名どころではフリーメイソンなどが知られています。日本にも、そういったものがあった、という伝説があるのです。

そもそも八咫烏は、古事記の登場する神様からのお使いです。日本の初代の天皇とされる神武天皇の道案内をしてくれたカラスとして神話の中に描かれています。
この伝説のカラスの名をいただいた「八咫烏」結社が、日本の裏側に存在したと言われています。
その役割は、まさに、日本の裏側の頭領。表では天皇が政治を司るのですが、その裏で操作するのが八咫烏だったとされます。
八咫烏の構成メンバーは、神道、宮中祭祀、仏教、陰陽道に長けた面子だったとのことです。古代氏族である加茂氏が仕切っていたと言われています。正式な名称を、八咫烏陰陽道というそうです。

陰陽と言えば、安倍晴明を思い出してしまうわたしですが、八咫烏となんらかの関係があったのでしょうか。
なかなか興味深いテーマで、調べてみましたので、ぜひお読みください。

目次

八咫烏とは?謎多き存在

そもそも、古事記にも描かれる八咫烏とは何なのでしょうか。

八咫烏は、カタムスビノミコトという神様から遣わされたカラスで、神武天皇の旅の道先案内をしました。
八咫烏というと三本足のカラスが思い浮かびます。しかし、古事記などの文献には、三本足の記載はないそうです。

しかし、三本足のカラスのマークは有名ですね。サッカーの日本代表チームのマークにもなっています。
八咫烏は「太陽の化身」とも言われています。太陽である体から、「人・地・天」の意味を持つ三本足が生えているという具合です。

日本書紀の記述では、天皇の案内をした功績が認められ、神様のお使いのカラスの子孫は葛野主殿縣主となりました。
学説に寄れば、この八咫烏はカラスではなく、現実の人物を表しているとされます。八咫烏の正体は、生玉兄日子命という人と考える説があるようです。

ほか、様々な説のある八咫烏ですが、やはり、カラスではなく、人間、あるいは集団を意味するワードだと考えるのが良さそうな気がします。

八咫烏の歴史と役割

存在したかどうか怪しいとは言え、八咫烏についての考察はたくさん残っています。
陰陽道を駆使し、日本の裏で歴史を形成してきた存在が本当にあるならば、とてつもないロマンを感じます。
どんな役割を持っていたのか、考えるほどにわくわくしてきますね。

もし存在しているのだとしたら、八咫烏の役割は「裏の歴史の施政者」です。裏の天皇と言っても差し支えないかもしれません。何人かで構成され、それぞれの専門分野から歴史を動かしてきたとされます。

カラスではなく人間を表しているのだとすると、最初に八咫烏が出たのは、神武天皇の時代です。道案内をして、功績が認められています。
その後、孝霊天皇の時代にも八咫烏が現れます。この時、八咫烏は熊野の神の使いとして人の前に現れています。
もしかしたら、秘密結社八咫烏が政治の表にちらりと姿を現した時に、こんな謎めいた描き方をされ、書き残されたのかもしれませんね。そう考えると、滅多に表に出なかったと思われますし、やはり裏の世界にいたのでしょう。

裏の世界で歴史を牛耳っていたとされる八咫烏ですが、そこに私欲はありません。
あくまで、日本と天皇家を守るために、暗躍していたとされています。

ほか、歴史上で有名なエピソードでは、八咫烏自身が活躍するのではありませんが、高杉晋作が作った「どどいつ」の中に八咫烏が出てきます。

「三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい」というものですが、この中の「三千世界の烏」は、八咫烏のことでしょう。 全てを投げうって命を落としてもいいから、君とずっといたい、という、遊女への恋文のような内容です。なかなか艶っぽいですが、こんなふうに八咫烏を歌の中に練り込むとは、本当にその遊女が好きだったのでしょうね。

八咫烏の構成員について

八咫烏は複数人で構成される結社であり、本当のカラスではなさそうなことは、前述にある通りです。
神武天皇の道先案内をした八咫烏さんの子孫が、後の鴨氏とされます。下鴨神社、上賀茂神社の鴨氏ですね。この鴨氏は、鳥の称号を持っています。
鴨氏は皇室を取り仕切る一族です。
冒頭であげました、陰陽師の安倍晴明の師匠である人物も、実は鴨氏です。鴨氏は、陰陽道の中では宗家であり、かつ本流なのです。鴨氏は、国家に認められた呪術、陰陽師の集団ということになります。

八咫烏はどんな人員で構成されていたのでしょう。
これについては、面白い説があるのでご紹介しますね。

それは、飛鳥説と呼ばれる説です。飛鳥説では、八咫烏の正体をユダヤ人のレビ族であるとしています。レビ族は祭祀を司る一族です。
日本の古代にユダヤ人が渡来しているという説があり、それをベースにした考え方なのではと思います。

レビ族の八咫烏は70人くらいの人数で構成されています。上層部に12人おり、これが大鴉と呼ばれる中心組織です。
この大鴉のうち、上位三位が金鵄と呼ばれます。この三人で、裏の天皇を構成していたのだそうです。三人で一人の役を務めていたのでしょうか。
裏天皇をトップにおいた八咫烏は、陰陽道集団であり、その力で歴史を操作しました。

八咫烏の人々には戸籍はなく、つまり、日本の国民ではありません。
戸籍がないということで、つかみどころのない怪しい世界であると言えます。なんとも見えづらい部分です。
しかし社会には表と裏の二面があるのは事実ですし、裏社会に八咫烏がいたとしても、おかしくはないでしょう。

八咫烏は、ほんとうにあるのか?

なんともつかみどころのない「八咫烏」ですが、果たしてほんとうに存在するのでしょうか。
「した」ではなく「する」と書きましたのは、実は、現在も八咫烏というものがあるという噂を耳にしているからです。

八咫烏は欠員が出た時に身内から補充されて繋いできた集団だそうです。
今でも、年に数回、関東と関西の神社に集まり、話し合いが行われているそうですが、これはあくまで噂レベルの話です。
もし本当に話し合いがあるのなら、何を話しているのか気になりますね。

また、八咫烏を日本の支配者として見る説もありますが、日本の天皇家を守るための存在であると考えたいところです。陰陽道を使って歴史をサポートしてきたので、宗教的な意味で支えてきたのではないでしょうか。

噂では、八咫烏には明確なルールがあるそうです。

  • ダイレクトに政治に関わらない。
  • 表舞台に登場してはならない。
  • 拠点は皇居のある場所。
  • 拠点から出るには金鵄の許可が必要。
  • 日本国外には絶対に出てはならない。

と、いうものです。
中には例外もいて、どうしてもという時は、このルールを破って表に躍り出てくる人もいるとか。
しかし、すべては日本の国のため、天皇家のための動きです。

国家安泰を祈り、裏から天皇家を支える八咫烏。
今でも存在するのだとしたら、お会いしてみたい気もします。古い文献でちらっと謎めいた姿を現しかけたように、またどこかでチラリと存在を匂わせてくださることがあれば良いですね。

八咫烏について

秘密結社八咫烏について調べてみましたが、いかがでしたか。
謎に包まれた八咫烏は、存在自体も定かではなく、なんとも掴みどころのないものでした。
しかし、実際に存在していたのだとしたら、これは果てしないロマンになると思います。

日本の歴史に「裏」があるとしたら、きっと、歴史の大きな変わり目の時に、八咫烏が活躍したことでしょう。
国家安泰のために、捨て身で働いた人々がいるかもしれない、という考えは、今の日本を生きるわたしたちを強くしてくれるような気がします。

しかし、どんな説も、今は仮説でしかないのが気がかりなところです。
疑い深いわたしは、もし八咫烏が、考えられているような集団ではないのだとしたら、とか、長い年月のうちに変容してしまっていたら、などと、怖い想像をしてしまいます。

強力な陰陽道の力を持つ集団が日本の裏にいるとして。その人々は戸籍がないので、どこの誰とも分かりません。
かつて国家安泰のために働いた集団が、万が一、別のことを考えていたとしたら。今の平穏な日本を覆すような計画を企てていたとしたら。

目に見えない分、ぞっとしてきます。
闇に包まれ、姿が見えないものというのは、やはり、はた目から見て、どこか不気味で恐ろしく感じるものなのかもしれません。

実は、呪術集団である八咫烏が、何らかの目的で自分たちの呪術を人々の中に伝えているという説があります。
例えば、「こっくりさん」「ひとりかくれんぼ」といった、都市伝説のような降霊術があります。
子供の遊びとして考えられていますが、これらを遊びではなく、降霊術の一種として考えるならば、ひとつ疑問がわきませんか。

「こっくりさん」も「ひとりかくれんぼ」も、手順がかなり特殊です。こんな手順を、誰が最初に考え付いたのでしょう。ただの出鱈目にしては、ちゃんと人々に伝播していますし、目的も明確です。
こういった不思議な術を人々に知らせているのは、他ならぬ八咫烏だという考えがあるのです。
何のためにそんなことをしているのかは不明ですが、目に見えないレベルの壮大な目的が根底にあるのではないでしょうか。
これが本当ならば、子供の頃、「こっくりさん」などを楽しんだ我々は、八咫烏に操作されていることになりませんか。

目的が分からない分、ちょっと、ぞっとするものがあります。
八咫烏は純粋に国家安泰のために日本を今でも裏でサポートしてくれている、守り神のような存在であると、ひたすら信じたいと思っています。

※画像はイメージです。

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